児童虐待相談件数 高止まり続く

群馬県内4箇所の児童相談所に寄せられた昨年度の児童虐待相談件数の速報値は前年度より減少したものの、依然として高止まりしていることがわかりました。

県児童福祉課のまとめによりますと、昨年度の児童虐待相談件数は前の年度に比べて145件少ない1832件でした。ただし昨年度から国の集計方法に合わせて集計方法が変更されていて、国の集計方法で比較すると前年度から3件減少で、ほぼ横ばいです。県内の児童虐待相談件数はコロナ禍で外出自粛が続いた2020年度の2286件をピークに高止まりが続いています。内訳は心理的虐待が1111件で全体の6割を占めていて、身体的虐待が410件、ネグレクトが277件などと続いています。主な虐待者は実の父親が最も多く、全体の半数近くを締めました。

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