群馬県移動人口調査の年報が27日発表され、去年10月1日現在の人口はおよそ188万9千人で、前の年に比べて1万1千人、率にして0・6パーセント減少しました。
転入から転出を差し引いた社会動態は5千人あまり増加したものの、出生から死亡を差し引いた自然動態が1万7千人あまり減少しました。
市町村別では、太田市、大泉町、吉岡町、草津町、嬬恋村の5市町村で人口が増加、その他の30市町村は減少しました。全ての市町村で自然動態が減少でしたが、人口が増加した5市町村は社会動態の増加がこれを上回り、人口増加となりました。
人口増加率が最も高かったのは大泉町で0・37パーセントの増加でした。次いで吉岡町が0・35パーセント、太田市が0・17パーセントでした。一方、減少率が最も高かったのは南牧村で、マイナス5・99パーセントでした。