２８日昼前、高崎市の中心市街地周辺などで最大およそ３万６千軒の停電が発生し、道路の信号機が止まるなどの影響が出ました。
東京電力パワーグリッド群馬総支社によりますと、２８日午前１１時２４分頃、高崎市や富岡市など５市町村で停電が発生し、最大およそ３万６千件が停電しました。特に、高崎市の江木町や東町、上中居町など中心市街地周辺では停電が長引き、
全ての停電が復旧したのは、発生からおよそ２時間後の午後１時１９分でした。停電の原因は現在、調査中です。
この停電の影響で、高崎市内では幹線道路などで複数の信号機が止まり、警察官が出動して交通整理や信号機の復旧作業を行いました。高崎警察署によりますと、停電の影響による交通事故はありませんでした。
一方、高崎市教育委員会によりますと、停電のあった地域の学校では照明や水道、トイレなどが使えなくなりました。このため、小中学校あわせて３校が給食の後、午後の授業を取りやめて児童生徒を下校させました。
