群馬県民の約5割 上毛かるたの半分以上の札「そらで言える」 県への愛着との関連も示す調査結果


群馬県民のおよそ5割が上毛かるたの半分以上の札を暗記して「そらで言う」ことができ、「そらで言える札」が多い人ほど群馬県への愛着が深まるという調査結果を、県が30日明らかにしました。

上毛かるたを「そらで言うことができるか」という質問に対して、「全て」「ほとんど」という回答がそれぞれ2割程度で、「半分程度」とあわせるとおよそ5割を占めました。また空で言える札が多い人ほど「群馬県への愛着が深まったか」との質問に肯定的な回答をする割合が高まりました。一方、20代と30代では半分以上の札を「そらで言える」という回答が半数を割りました。

県では地域の育成会活動の減少などで子どもの頃、上毛かるたに触れる機会が減っていることが一因とみています。山本一太知事は「群馬県人のアイデンティティーを形作っているのは上毛かるた。いろんな形で盛りあげていきたい」などと話しました。

調査は県が去年11月から12月、県内在住の15歳以上を対象に、上毛かるたや多文化共生、温泉文化など6項目について県政運営への反映を目的にオンラインで実施し3000人が回答しました。

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