群馬県警による去年の刑法犯の認知件数、検挙件数が、ともに前年を上回ったことが分かりました。
県警のまとめによりますと去年の刑法犯認知件数は１万４５９３件で、前年を１割近く上回り、３年連続で増加しました。このうち窃盗犯が１万９９５件で全体の７割以上を占め、自転車や自動車、空き屋関連の窃盗や太陽光発電施設での銅線窃盗などの増加が目立ちました。またＳＮＳ型投資詐欺やロマンス詐欺は暫定値で１１２件、被害額が１３億円を超えました。
一方、検挙件数は６６１７件で２年連続の増加となり、検挙率は４５．３％で全国平均を上回りました。また殺人や強盗・放火など重要犯罪の認知件数は１７１件でこのうち１６８件が検挙されています。
