群馬県の山本知事 県職員同士の呼び方を役職問わず「さん付け」に 自身も「一太さんと呼んで」


風通しの良いフラットな組織づくりを進めるため、群馬県の山本一太知事は県職員同士の呼び方を役職・年齢に関わらず「さん付け」にすることを決め、知事自身も「一太さん」と呼ぶように求めました。

6日の定例記者会見で山本知事は「群馬県は47都道府県のなかで最もフラットな新しい時代の組織を作りたい」として、「部長・課長などと呼ばないで皆「さんづけ」でいこう」と話しました。今週の政策会議で全ての県職員同士は基本的に「さんづけ」で呼ぶことを決め、知事自身も「一太さん」と呼ぶように求めたということです。今後、全ての県職員に周知します。一方で 対外的なやりとりや県議会など従来通りの呼び方がふさわしい場面では使い分ける考えも示しました。

県では今年度 デジタルトランスフォーメーション課で組織のフラット化を先行的に進めていますが、宇留賀副知事はフラット化について「若手が自分でしっかり考え、物事を進めるリーダーシップがつく」とする一方で、「管理職に求められる能力やスキルが変わってくる」課題もあるとしました。

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