八潮市の道路陥没事故受け 群馬県が県管理の一部下水道管を独自調査へ

埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け群馬県は県が管理する一部の下水道管について、独自の調査を行うことを決めました。13日の知事会見で宮前県土整備部長が明らかにしました。

県内には事故を受けて国が要請した緊急点検の対象となる規模の下水道管はありませんが、独自に口径2m以上の下水道管の管内をカメラで異常がないか調査したり、40年以上経過した下水管のある道路で路面下に空洞がないか調査します。対象は県管理の下水道管総延長およそ250キロメートルのうち、あわせて40キロメートルです。調査は今年度中に完了する見通しです。

県では当初、八潮市の陥没事故での下水道管の破損原因が特定された後に調査を行う予定でしたが、いまだに原因が特定されないため緊急性や県民の不安払拭なども考慮して調査の実施を決めたということです。

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