県内の医療関係団体で構成する「ぐんま地域医療会議」は新年度に向けた医師適正配置方針を発表し、太田記念病院に常勤医師1人が派遣されるなど、合わせて3人の医師が派遣されることになりました。
県内の人口における医師の数は全国平均を下回っていて、医師の適正配置について群馬大学や県などが毎年協議しています。その結果、新年度は東毛地域の周産期医療体制の強化のため、太田市の太田記念病院の産科に常勤医師1人が加わり2人体制になります。また新生児疾患に対する診療体制強化のため渋川市の県立小児医療センターに専門医1人が加わり、常勤医師10人体制になります。このほか北毛地域の神経系疾患に対する診療体制強化のため、沼田市の沼田脳神経外科循環器科病院に専門医1人を派遣します。