高崎市ゆかりの幕臣・小栗上野介忠順が主人公のNHK大河ドラマが2027年に放送されることが3日、発表されました。タイトルは「逆賊の幕臣」で小栗上野介忠順を俳優の松坂桃李さんが演じ、脚本を安達奈緒子さんが手がけます。
高崎市の富岡賢治市長は「悲劇の幕臣とされる小栗公の業績が広く知られることは、大変嬉しい」とコメントしています。群馬県の山本一太知事は「県としても、ロケ地提案や撮影支援など全面的に協力するとともに、高崎市などとも連携し、地域を盛り上げていきたい」とコメントしています。
小栗上野介忠順は江戸末期の幕臣で日米修好通商条約の批准や製鉄所建設など近代日本の発展に尽力しましたが、幕府崩壊後に移り住んだ現在の高崎市倉渕町で非業の死をとげました。