4月に桐生市梅田町の旧県立桐生女子高校の跡地に開校する通信制高校「R高校」の奥平博一校長が3日、記者会見し、生徒数や校舎の活用などについて説明しました。
R高校は角川ドワンゴ学園が運営する全国から生徒を募集する通信制高校で、沖縄県のN高校、茨城県のS高校に次いで3校目です。関東圏の生徒が多く、茨城県のS高校の生徒数が上限に達する可能性が出てきたことなどから新たな学校を設置します。授業はインターネットを活用して行いますが、生徒は在学中1回以上、学校で行うスクーリングへ参加し、グループ1校目のS高校は年間およそ5千人の生徒が来校しているということです。
桐生市のR高校は定員2万人で、初年度の生徒数は開校時で1500人、年度末で3千人を見込みます。桐生市の校舎には教職員およそ20人が常駐し、3泊4日の宿泊型スクーリングなどを行います。市内での織物・染め物体験や名産品を使った調理実習などを予定していて、初年度は生徒数百人の参加を見込んでいます。