２０２９年に群馬県で開催される国民スポーツ大会＝国スポと全国障害者スポーツ大会＝全スポに関して県民への調査で、群馬県での開催を「知らなかった」「参加したくない」という回答がともに７割以上だったことが分かりました。
調査は１月から２月に行った県政重要課題に関する県民アンケートで県民３０００人が回答しました。調査結果によりますと国スポ・全スポの２０２９年の群馬県開催について、「どちらも知らなかった」という回答が７５．９％でした。年代が若いほど開催の認知度は低く「どちらも知っていた」は１割弱でした。
また国スポ・全スポに参加したいかという質問では、「参加したくない」という回答がおよそ７５％を占めました。参加を希望しない理由は「内容がわからない」が最多でした。山本一太知事は｢県民の認知度･関心ともに低く大きな課題がある」として、ホームページやＰＲ動画などで大会の魅力を発信するとした一方で、「国民全体の関心がそもそも低いと思う」として、改めて、新しい時代にふさわしいコンパクトな大会を目指す考えを示しました。
