みなかみ町で消防団員が約400万着服

消防団の活動費およそ400万円を着服したとして、みなかみ町は31日付けで、町の消防団に所属する30代の男性消防団員に対して懲戒免職の処分を行いました。

消防団は非常勤特別職の地方公務員で、今回処分を受けたのはみなかみ町消防団の1つの地区を統括する部長職の30代の男性です。みなかみ町によりますとこの男性は去年9月から12月の間に、消防団活動資金からあわせておよそ400万円を着服したものです。活動資金は団員の報酬などのために町から支給されていて、地区に会計担当をおいて管理していますが、この地区では会計担当が消防団の活動ができない期間があり、この男性が会計を兼務していたということです。男性は着服の事実をみとめ、すでに全額返済しているということです。町は「消防団の信用を傷つける行為」として謝罪するとともに、複数人で会計を確認するなど、再発防止に努めるとしています。

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