任期満了に伴う太田市長選挙は13日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元自民党県議会議員の穂積昌信さん50歳が現職の清水聖義さん83歳をおよそ2千票差で破って初当選を果たしました。
太田市長選挙には、ともに無所属で、6期目を目指す現職の清水さんと新人の穂積さんの2人が立候補して保守分裂の一騎打ちの選挙戦になりました。合併前の太田市を含めると通算8期の実績があり次の4年間を集大成と位置づける現職の清水さんに対し、新人の穂積さんは現職の多選を批判して世代交代を訴えました。
得票は、穂積さん3万5091票、清水さん3万2989票で、2102票差でした。投票率は39・74パーセントで、過去最低だった前回市長選挙の投票率を10・18ポイント上回りました。