片品村でバックカントリースキーの男性がクマに襲われけが

22日、片品村の尾瀬周辺の山林でスキーヤーがクマに襲われてけがをしました。

群馬県自然環境課によりますと、22日、片品村戸倉の山林で、バックカントリースキーのため入山していた35歳の男性がツキノワグマ1頭に襲われ、手や足をひっかかれるけがをしました。近くにいた人がスキーのストックでクマを追い払い、男性は自力で下山して命に別状はありませんでした。

県によりますと、クマによる人身被害は今年度に入ってこれが1例目です。これからゴールデンウィークに向けて尾瀬の入山者が増える時期で、県は入山の際はクマに出会わないようにするとともに、出会ったときには落ち着いて行動するよう呼びかけています。走って逃げたり、大声を出したりすると、クマがパニックになって攻撃してくる危険があるということです。

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