群馬県危機管理センターの改修工事完了 噴火想定した災害対策本部会議の運営訓練を実施


群馬県危機管理センターの改修工事が完了したことをうけ、大規模災害を想定した災害対策本部会議の 運営訓練が24日行われました。

訓練は浅間山が噴火してけが人や避難者が出た想定で行われ、本部長の山本一太知事をはじめ県や県警、長野原町、嬬恋村、自衛隊、前橋地方気象台など関係機関のおよそ100人が参加しました。訓練後はセンターの内覧会も行われました。

危機管理センターは県庁舎建設時に整備されて25年が経ち、収容人数不足や設備の老朽化が指摘されていました。改修では災害対策本部室の面積をおよそ2倍に拡げ、画面を16分割できWEB会議も可能な超大型の多機能モニターを設置したほか、男女別の宿直室やシャワー室などを整備しました。

山本知事は訓練後、報道陣に対し「県の災害に対する総合的な運用能力をあげることが出来た。フルに活用してあらゆる災害に迅速に対応していく」と話しました。

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