宮前さんと新井さんは、藤岡市出身の49際と47歳。
現在2人で農業を営んでいます。
おふたりは小中高と同じチームでソフトボールをしていた先輩と後輩です。
高校生の時には全国大会にも出場し、その後実業団選手として活躍。
新井さんは日本代表にも選出され、2002年の世界選手権で準優勝も経験しました。
そんな宮前さんと新井さんは、ソフトボール選手を引退してから農業を始めました。
それぞれの名前の最初の文字をとって、「な~むふぁ~む」という名前です。
新井さんは、元々いつか農業をしたいという思いを抱いていたそう。
新型コロナウイルスの影響で外出ができなくなったことをきっかけに始める決意を固めました。
宮前さんは、以前農業法人で働いていてトマトの栽培をしていた経験があったそうで、新井さんが宮前さんに一緒にやろうと声をかけたことで始まりました。
最初は家庭菜園として栽培していましたが、2年前に本格的に農業を始め、1年目はナス、2年目はいちごを栽培しました。
未経験で身内に農家をしている人もいなかったため、農家の先輩との繋がりがないことが1番大変だったそうです。
それでも、近所の人や農家の方との関係を徐々に築き、農業指導センターなどの環境も活用して農業のノウハウを学んでいきました。
また、いちごについては、「収穫よりもパック詰め」と言われるほどパック詰めが難しいそうで苦戦したと話していました。
先輩農家さんに教えてもらい、買う人の気持ちになって美味しそうに見えるように詰めることを意識しているそうです。
1つのパックが完成する毎にお互いに見せ合うなど、収穫だけでなくパック詰め作業にもやりがいを感じながら前向きな姿勢で作業に取り組んでいます。
来週は、ナスといちごの二刀流栽培へのチャレンジについて、そしておふたりのいちごが県農業共済組合理事長賞を受賞したことについてお話を伺っていきます。
来週もお楽しみに!