7/21 下駄職人 高橋枝里

高橋枝里さんは、埼玉県出身の32歳。
沼田市にある丸山下駄製造所で「沼田桐下駄」を作る下駄職人として働いています。

元々、システムエンジニアをしていた高橋さん。
「伝統工芸の継承者募集!」という沼田市の地域おこし協力隊の募集を見て、応募。
採用されて沼田に移住してきました。

沼田桐下駄は、群馬県のふるさ伝統工芸品。
県のふるさ伝統工芸士に認定されている丸山勝美さんが、
唯一、その技術を受け継ぐ職人です。

そんな師匠に弟子入りし、技術を学ぶ高橋さん。
2足の形を揃えたり高さを合わせたりするのが難しい、と話しています。
美しい和紙を貼っているのも沼田桐下駄の特徴です。

桐は、湿度変化に応じて湿気を吸放出する能力が高く
湿度を一定に保つ特徴があるため、サラっとした感触が特徴。
木材としても軽くて柔らかく丈夫なので、履物に向いています。

来週は、コロナ禍で誕生した室内用の下駄について詳しくお話を伺います。

丸山下駄製造所HPはこちら

オンラインショップminneはこちら

今週は、下駄職人の高橋枝里さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!

 

7/14 トルコランプアーティスト 新田彩乃

新田彩乃さんは、現在、地元桐生を拠点に、トルコランプをつくるワークショップをで開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

色とりどりのガラスチップやビーズが美しいトルコランプ。

小学生から年配の方まで、様々な人がワークショップに参加しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新田さんは、東京にあるトルコランプの専門店で店長として働いていました。

 

 

 

 

 

 

 

トルコランプに興味のあるお客さんが、宣伝をしなくてもたくさん訪れる環境でしたが、待っているのではなく、自分から出て行って、さらにいろんな人にトルコランプを知ってほしいと、今年5月、地元での独立を決意しました。

 

 

 

 

 

 

 

オスマン帝国の長い歴史から生まれた文化は知れば知るほどおもしろい、という新田さん。

トルコランプをきっかけに、「トルコアイス」や「ケバブ」だけではなくトルコの魅力を知ってほしいと話してくださいました。

新田さんの「トルコランプショップEn」についてはこちらから!

turkish-lamp-en

カフェやレストランの一角でもできるという、トルコランプづくりのワークショップの開催場所も、さらに増やしていきたいそうです。

来週もお楽しみに!

7/7 トルコランプアーティスト 新田彩乃

新田彩乃さんは、現在、地元桐生を拠点に、トルコランプアーティストとして活動されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東海大学でトルコ考古学を研究し、トルコランプのお店での店長を経て、今年5月に独立されました。

ガラス工芸が有名なトルコで、お土産として愛されている「トルコランプ」をつくるワークショップを県内外で開催しています。

 

 

 

 

 

そんな新田さんは、トルコに興味を持ったのは、子どもの頃に読んだ漫画『天は赤い河のほとり』だったそう。

トルコの歴史の古さに惹かれ、実際にトルコを訪れ発掘なども行いました。

そして、新田さんは、大学卒業後、一度は美容系のお仕事につきますが、
やはりトルコに関わりのあることがしたいと、東京にあるトルコランプの専門店で働きはじめます。

 

 

 

 

 

新田さんの「トルコランプショップEn」についてはこちらから!

https://turkish-lamp-en.com/

次回も引き続き、新田さんにお話を伺います。お楽しみに!

6/30 アコーディオン奏者 Rinn

Rinnさんは、前橋出身・前橋在住。
アコーディオン奏者になって11年目です。

番組では、実際にアコーディオンを弾きながら、どんな音色が出るのか
教えて頂きました。
アコーディオンは空気を送って、その空気の量を手元で調節する楽器。
Rinnさんは吹奏楽器として捉えているそうです。

1つのアコーディオンでもスイッチで切り替えて色々な音を出すことができ、
Rinnさんのメインのアコーディオンでは12の音色を切り替えることができます。

そんなアコーディオンの魅力を知ってもらおうと
コロナ前は、前橋のるなぱあくなどで子供向けに体験会なども実施していました。

大人向けの体験会も開催して、
アコーディオンに触れていただく機会を作っていたそうです。
コロナが落ち着いたら再開するとのことでした!

童話のようなRinnさんの世界観、
これからどのように進化していくのか、楽しみですね!

Rinnさんfacebookはこちら

6/23 アコーディオン奏者 Rinn

 

アコーディオン弾きのRinn(リン)さんは、
前橋出身・前橋在住です。
アコーディオン奏者になって約11年。

元々、ピアノ弾き語りをしていましたが
もっと、表現したい曲調や声質に合う楽器、
表現方法を探していたところ、アコーディオンに出会いました。

初めて持った時「重たい!」と感じたそうですが、
弾いてみるとお腹の中心で音がなり、その響きに安心したそうです。
ちなみに、Rinnさん所有のアコーディオンの重さは約10kgです!

Rinnさん自身、色々な国の物語を読むのが好きなので
アコーディオン弾きとしてのステージングも
どこか異国情緒を感じるよう心掛けています。
カバー曲を演奏することもあるとか。

来週は、実際に音色を聴き比べながら
Rinnさんにお話しを伺います。

【ライブ情報】
7月4日(日)
土合朝市 7:00〜10:00
開場中、30分程度の短いステージを数回演奏。
土合朝市HP

PIZZERIA PESCA!(ピアッツェリア ペスカ)
前橋市六供町1030
ランチタイム、ディナータイム
不定期にお邪魔して演奏!

みなかみホテルジュラク
みなかみ町湯原665
ご宿泊の方向けの演奏会を月2〜3回、開催。
無料で演奏をお楽しみ頂けます。
Rinnさんfacebookはこちら

前橋バラ園の紹介動画のBGMにRinnさんの
演奏が使用されています。
前橋市バラ園動画はこちら

6/16  桐生和紙職人 橘三紀

橘三紀さんは、群馬県のふるさと伝統工芸品でもある「桐生和紙」の職人です。

 

 

 

 

 

桐生和紙には、江戸時代ごろからの歴史があり、

桐生川沿いの20数軒でつくられていたといわれています。

しかし、現在、技術を受け継いでいるのは、唯一、橘さんだけです。

桐生和紙は、楮(こうぞ)という桑科の植物の木の皮を原料にしていますが

そこから、紙になるまでは、多くの工程があり、

10日~2週間で、300枚ほどの和紙ができるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、橘さんは、

桐生では、原料の栽培から一貫して紙をつくってきた、という歴史を大事にして、

工房の隣の畑で楮の栽培も行っています。

橘さんがつくる紙の中の数%程度ですが、

原料から手がけているものを今後ブランド化していきたい、とも話してくださいました。

 

 

 

 

 

「代々続いてきて、受け継いでいるというのもあるが、

それ以上に、『自分の仕事』として好きでやっている」という橘さんがつくる和紙は、

工房に併設されたショップや、県内外の取り扱い店舗で買うことができます。

詳しくは、桐生和紙のHPをご覧ください。

https://kiryuwashi.jp/

6/9  桐生和紙職人 橘三紀

橘三紀さんは、群馬県のふるさと伝統工芸品でもある「桐生和紙」の、唯一の職人です。

 

 

 

 

 

桐生和紙は、江戸時代から歴史があり、「楮(こうぞ)」という植物の木の皮からつくられます。かつては、障子紙など、人々の生活に使われていました。

現在、橘さんのつくる和紙は、版画や日本画、また桐生市内の学校の卒業証書などに使われています。

代々、桐生和紙をつくっている家に生まれた橘さん。
和紙づくりはもともと、農家の、農閑期の副業だったそうですが、
橘さんのお父さんの代で、年間通して和紙をつくるようになりました。

そして橘さんは、23歳で、この和紙づくりの道に入ります。

紙をすく工程を覚えるまでに2~3年、その下処理など全てができるようになるまでに10年かかるそう。

つくりたい、と思ったような紙がつくれるようになってきた、20年経った頃から「楽しくなってきた」と感じているそうです。

 

 

 

 

 

次回も引き続き、桐生和紙について、お話を伺います。

桐生和紙 橘三紀さんHP https://kiryuwashi.jp/

お楽しみ!

 

6/2 飾り巻き寿司講師 巻真美

太巻きの断面が美しい模様になっている飾り巻き寿司。
江戸時代に生まれた「巻き寿司」は江戸から始まり、全国に広がったと言われています。
中でも、千葉県の房総地方で自然をモチーフに作られる太巻き寿司をルーツとして、
現代的な図柄に発展させたのが、飾り巻き寿司です。

巻さんは、2年間アメリカで生活したことをきっかけに、
日本文化の素晴らしさに気づき、和文化を学んでく中で飾り巻き寿司に出会いました。
講師になって約10年です。

コロナ以前は、群馬と築地を拠点として外国人向けにも体験講座を行っていました。

巻さんも着物を着用し、ひなまつりの時は食器も菱餅の色で揃えるなど
トータルコーディネートにもこだわっています。

今後は、群馬をモチーフにした
だるまや温泉模様の飾り巻き寿司を作っていきたい!と
話してくれました。

今後の活動も期待しています!

インスタグラムはこちら

5/26 飾り巻き寿司講師 巻真美

 

 

 

 

 

 

巻さんは、群馬在住の48歳。
4人のお子さんを育てるお母さんでもあります。

太巻きの断面が、美しい模様になっている「飾り巻き寿司」。
江戸時代に生まれた「巻き寿司」は江戸から始まり、全国に広がったと言われています。
中でも、千葉県の房総地方で、自然をモチーフに作られる太巻き寿司をルーツとして
現代的な図柄に発展させたのが、飾り巻き寿司です。

 

 

 

 

 

東京出身の巻さんは、大学卒業後、社長秘書として働いたあと、
群馬出身のご主人と結婚。
ご主人の仕事の関係でアメリカにわたりました。
2年間、アメリカに住んだことをきっかけに
「日本文化をもっと学ぼう」と決意し、帰国後に和文化にハマったそうですが、
そこで、飾り巻きずしとの出会いがあったそうです。
カルチャー教室のチラシを見て、一目惚れしたとか!

スタンダードな柄は、梅など和柄が一般的。

チーズスティックや大根人参、
卵焼きなど、冷蔵庫にあるもので作れるのが
飾り巻き寿司の手軽なところです。

難しそうに見えても、教えてもらえれば
意外と簡単にできるとか!

コロナ禍以前は、外国人向けにも体験講座を開いていました。

巻さん曰く「料理のスキルは関係なく、子供からお年寄りまで楽しめるのが
飾り巻きずしの魅力」と話してくれました。

来週も、飾り巻き寿司講師の巻さんにご登場頂きます!
お楽しみに!

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5/19 nakanojo kraft project 篠原 千明

篠原千明さんは、滋賀県出身。

2018年に中之条町に移住しました。

「nakanojo kraft project」という名前で、4人のグループで、活動をしています。

 

 

 

 

 

活動のひとつが、カカオ豆の焙煎から行う「クラフトチョコレート」の製造です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の方の厚意で貸してもらった場所を自分達でリノベーションした工房でつくられるチョコレートは、カカオと砂糖だけでできているのに、ベリーのようなフルーティーさがあるなど、クラフトチョコレートならではの味わいが楽しめます。

 

 

 

 

 

市販のキットを使ってつくってみるところからはじまり、ワークショップに参加したり、YouTubeでチョコ作りについての動画を見たり、と作り方を学びながら、試行錯誤していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョコレートは少しの気温や室温の違いに左右される繊細なもので苦労も多いそうですが、発売後は「こんなチョコレートがあるんだ」「お酒と合って、美味しくて止まらなかった」などの声が届いているそう。

篠原さんは、今後、地元の農産物とコラボレーションしたチョコレートをつくってみたい、さらに、チョコレートだけでなく、中之条で暮らしながら幅広いプロジェクトを手がけていきたい、と話してくださいました。

 

 

 

 

 

nakanojo kraft projectのチョコレートは、
中之条町ふるさと交流センターつむじや、中之条ガーデンズなどの
県内のお店で販売されています。

詳しくは、nakanojo kraft projectのHPをご覧ください。

https://nakanojokraft.com/