錦鯉野アキコさんは、長野県安曇野市出身。
2年前、結婚を機に高崎市へ移住してきました。
2016年から黒板にチョークで絵を描く「黒板アート」を始めます。
現在はアーティスト団体の事務所へ所属し、黒板アーティストとして活動中。群馬県内外の百貨店で作品を展示したり、個展を開いたりなど活動は多岐にわたります。
かつて、長野県内の水産試験場の職員として働いていたという錦鯉野さん。
大の魚好きで、中でもニシキゴイが大好きなんだそう。
活動中はいつもニシキゴイのかぶり物をかぶり、インパクト抜群です。
黒板アートを始めたきっかけは、
SNSで若者が「湘南なぅ」と黒板に書いて投稿しているキラキラした姿を見たこと。
自分も若者に負けずに、「伊香保なぅ」なんて書いてつぶやいたら面白いかも?と思い、
試しに黒板に文字を書いてみたらうまく書けず・・・
せっかく練習するなら、文字より絵の方がバズるんじゃ!?と思いついたそうです。
それからは独学で、魚・犬・猫など様々なジャンルの作品を描いてきました。
黒板チョークやオイルパステルを使い、繊細なタッチとなるよう工夫されています。
錦鯉野さんが考える黒板アートの魅力は、「影ではなく光を描く」こと。
普通、白い紙に絵を描く場合は影を付けますが、
黒板の場合は地が黒であるため、影ではなく光を描くそうです。
魚のうろこや生き物の目の輝き、龍の牙の艶などが光でリアルに表現されていて、
錦鯉野さんの作品はまるで生きているかのよう。
錦鯉野さんは、「写真以上にリアルなものが描けるよう、
ひとつひとつ想いを込めて描いているんです」と語っていました。
そんな錦鯉野さんがこれまでに描いた大作についてなど、
来週もお話を伺っていきます。
今回は、長野県安曇野市出身・高崎市在住の黒板アーティスト、
錦鯉野アキコさんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!