10/5 児童文学作家 加部鈴子

加部鈴子さんは、1975年生まれ、東吾妻町出身・在住。

群馬県立女子大学文学部を卒業されました。

2011年、児童向けの本を出版する岩崎書店の「第10回ジュニア冒険小説大賞」を受賞してデビューされました。

そして、町民の有志による町づくりプロジェクト
「MY ROCK TOWN(マイ・ロック・タウン)東吾妻」のサイト内で連載していた東吾妻を舞台にした小説「天狗と私の千年の恋」が、先日完結したばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

東吾妻では、町の若い人たちを入れた「おらがまちづくりプロジェクト実行委員会」で、「マイロックタウン」というキャッチコピーが生まれました。

その実行委員の知り合いから、東吾妻町の岩と、ロックな生き様の偉人たちを天狗伝説でつないだ物語を書いたらどうかと提案されたことがきっかけで、この作品を執筆したそうです。

東吾妻町は、旧町村の5地区の地域性が色濃く残った町。

それぞれの地域で大事にされている偉人がいても、何かひとつのことで町全体が盛り上がるのは難しいと感じている中で、それぞれの地域の偉人たちを登場人物にして、町内の各地の岩や史跡を舞台にしたひとつの物語を書こうと、この小説ができました。

 

 

 

 

 

 

 

イラストは東吾妻町在住漫画家の祐さんが描き、また、東吾妻町の動画をアップしているユーチューバーのろぐびとさんが天恋に登場する岩の動画を上げるなど、町のいろんな方が協力して盛り上げています。

「天恋マップ」という、小説に登場する場所がわかる地図も、HPで見ることができ、町の広報誌では小説内で主人公が作る東吾妻産の野菜をたっぷり使った料理のレシピを掲載しています。

 

 

 

 

 

この「天狗と私の千年の恋」は、10月30日まで「MY ROCK TOWN(マイ・ロック・タウン)東吾妻」のサイトで読むことができます。

「マイロックタウン~天狗と私の千年の恋」掲載は10月末まで

グンマドンナ、来週もお楽しみに!

9/28 児童文学作家 加部 鈴子

加部鈴子さんは、東吾妻町出身・在住の児童文学作家です。

群馬県立女子大学文学部卒業。

2011年、第10回ジュニア冒険小説大賞を受賞して『転校生は忍びのつかい』でデビューされました。

また、現在、東吾妻町を舞台にしたオリジナル小説「天狗と私の千年の恋」の連載を、町民有志らによる町づくりプロジェクト「MY ROCK TOWN(マイ・ロック・タウン)東吾妻」のサイト内で連載中です。

「マイロックタウン~天狗と私の千年の恋」公開中!

小さい時から本が好きで、小学6年生で歴史に目覚め、特に、地域の身近な歴史や伝説に興味ヺ持ち市町村誌をぺらぺらめくっては想像を膨らませていた、という加部さん。

中学生の時には、ノートに手書きで小説を書き、クラスの友達に読んでもらっていたそうです。

その後、大学生になり何度か小説を書こうと試みても上手くいかず、小説家の夢は一度そこで諦めて、事務の仕事に就きました。

再び物語を書こうと思ったのは、二人目のお子さんを産んだ育休中。

あまり本好きでなかった息子さんのために、気に入る本がないなら書いてしまえと、サッカーが好きな男の子が主人公の、東吾妻町を舞台にした忍者の物語を書きました。

それが、デビュー作「転校生は忍びのつかい」です。

「地元東吾妻町の歴史や、群馬県のいいところを全国にアピールできるような物語を書きたい」という加部さんに、次回もお話を伺います!

 

 

 

 

 

 

漫画家の祐さんによる「天狗と私の千年の恋」挿絵

お楽しみに!

9/21 画家・アーティスト 中林可寶

前橋出身・在住の画家・中林さんは、
前橋女子高校から早稲田大学政治経済学部に進み、
大学卒業間際から、本格的に絵に打ち込み始めました。
鮮やかな色彩と曲線をメインにした作品が特徴です。

これまでの作品で、印象に残ったものは2020年Gメッセでの
「GUNMA MIRAI FESTIVAL」で描いた作品です。
タイトルは「A Bird of Light(光の鳥)」。
群馬青年会議所と、2030 ぐんま発 SDGs ACTICION実行委員会のサポートで実施し、
群馬を象徴する「鶴」とSDGsのカラーを組み合わせました。

そしてもう1点は、
「Integration to One Star〜輝ける星になるための統合〜」です。

自分の中にある光と闇を描き、陰の部分も受け入れて一つになろう
という思いを込めました。

また、中林さんは、髪を失った女性のヘッドスカーフを手掛ける
リノレアともコラボし、スカーフの柄を手掛けました。

光・愛・太陽・月をテーマにした原画を4枚組み合わせて
デザインしたそうです。

新たな取り組みとして、今月23日(金・祝日)からオンラインで
絵の販売をスタートさせる中林さん。
今後の活動にも注目です!

~個展情報~
10月19日(水)~25日(火)
八木橋百貨店(埼玉県熊谷市)

中林可寶さんのHPはこちら

9/14 画家・アーティスト 中林可寶

前橋出身・在住の画家・中林可寶(かほう)さんは、
鮮やかな色彩と曲線をメインにしたアクリル絵画制作をベースに、
ライブペインティングの分野でも活躍しています。

 

 

 

 

 

母親が、中林三恵という銅版画家であったことから
幼い頃から「絵」が身近にあったそうです。

前橋女子高校時代は、演劇部で部活に打ち込み、
卒業後は、早稲田大学政治経済学部に入学。
しばらく表現活動から離れていましたが、
内なるものを解放したいという思いが高まり、
大学の終わり頃から、絵の専門学校の夜間部に通いはじめ
絵画での表現活動を本格的にスタートさせました。

喜びや愛などをテーマに描くことが多い中林さんの世界。
個展を開催する時は、そのテーマに沿って。
自由に描く時は、キャンバスを対話しながら「なぜこの形になったのだろう?」と
自分でも不思議に思うこともあるとか。

これからの中林可寶さんの活動にも注目です!

~個展情報~
期間:10月19日(水)~25日(火)
会場:八木橋百貨店(埼玉県熊谷市)

中林可寶さんのHPはこちら

 

9/7 アーティスト 後藤朋美

後藤朋美さんは、前橋市出身、岐阜県在住。
各地を旅しながら作品を制作し、県内外で個展を開催しています。

 

 

 

 

 

 

現在、前橋市の美術館、アーツ前橋で開催されている展覧会「アートミーツ07」でも、後藤さんの作品を見ることができます。

そして、後藤さんは、アーティストとして、作品の制作だけでなく、様々なワークショップやプロジェクトも行っています。

そのひとつが、前橋市の母子生活支援施設「のぞみの家」に入居する家庭を対象にした「タイムカプセルプロジェクト」

お母さん・子どもたちとのワークショップを通じて生まれた作品や記録がタイムカプセルに保存され、2035年に開封される予定です。

今年、10月22日から11月13日に前橋市の複数の施設を会場に行われるイベント、「River to River 川のほとりのアートフェス」では、このプロジェクトの経過と参加者の作品が展示されます。

http://rivertoriver2022.ya-gins.net/

交流の始まりは、アーツ前橋の上にある空の看板。

 

 

 

 

 

廣瀬智央 《空のプロジェクト: 遠い空、近い空》 2013年、屋上看板4 面/DVD ループ映像

イタリア・ミラノ在住の廣瀬智央さんと、「のぞみの家」のみなさんが空の写真を交換してつくられました。

そして、2016年に、アーツ前橋の企画展「表現の森」をきっかけに、「タイムカプセルプロジェクト」がスタート。

2018年に行われたワークショップでは子どもたちと「心の花」を手作りし、このお花も現在タイムカプセルに保存されています。

 

 

 

 

 

 

 

また、毎年、増田煉瓦株式会社の協力のもと、本格的な薪窯を持ち込んで、ピッツァを食べるイベントも開催。

 

 

 

 

 

後藤さんは、もちろんアーティストとしてみなさんと出会えたという自覚はありつつも、子どもたちと接するときには自分も子どもの部分全開で向かっていくそう。

現在プロジェクトメンバーによる自主運営が行われている、この「タイムカプセルプロジェクト」を支援したい!という方は、「River to River 川のほとりのアートフェス」の会場で詳細をご確認ください。

今回は、前橋出身のアーティスト、後藤朋美さんにお話を伺いました。

グンマドンナ、来週もお楽しみに!

8/31 アーティスト 後藤朋美

後藤朋美さんは、前橋市出身、岐阜県在住。
各地を旅しながら、作品を制作し、県内外で個展を開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

現在、前橋市の美術館、アーツ前橋で開催されている、現代の女性アーティスト2人を紹介する展覧会「アートミーツ07」でも、後藤さんの作品を見ることができます。

北欧、アジア、ヨーロッパなど、様々な場所を旅してきて、人生は旅そのものだという、後藤さん。

テーマのある旅もあれば、何も考えず、自分が身を置くための旅もあるそうです。

旅の中で出会った、人や景色などから、様々なことを学び取り、作品のアイデアが生まれます。

そんな後藤さんの、東北から沖縄までの国内の旅から生まれた作品のひとつが、「塩の時計」です。

並んだ砂時計の中に、自ら海水を汲み製塩した「塩」が入っています。

この作品がうまれたきっかけは、3.11の震災。

南相馬で子どもたちと関わる活動をしていた後藤さんが、海に向き合う中で、はじまったそうです。

 

 

 

 

 

後藤朋美 《塩の時計 – 塩竈市 釜ケ淵》2014年 海で汲んで製塩した自然塩、ガラス H110×W50×D48mm 作家蔵 撮影:木暮伸也

こちらの作品は、アーツ前橋で現在見ることができます。

詳しくはこちらをご覧ください!

Art Meets 07 後藤朋美/田村尚子

 

次回も引き続き、アーティストの後藤朋美さんにお話を伺います。

来週もお楽しみに!

8/24 グローバルキャリアカウンセラー 大澤直美

安中市出身・ニューヨーク在住の大澤直美さんは、現在39歳。
グローバルキャリアカウンセラーとして
アメリカ留学支援・キャリア支援・研修支援などを行っています。
2016年には、NYキャリアアカデミーを起業。
3人のお子さんを育てながら、仕事と家庭の両立も頑張っています。

そんな大澤さんは、2008年に「ニューヨーク群馬県人会」を立ち上げました。
芸術家・金融関係・主婦・飲食店経営者など業種も様々。
現在、約200名が在籍し異業種交流などを行っています。

群馬県からも公認を得ている市民団体のため
年に1度行う年次総会では、県から「焼きまんじゅう」が届くそう。
オーブンで焼いてニューヨークで食べる焼きまんじゅうは、格別だとか。

他にもこれまで、「上毛カルタ大会 in NY」を8回、開催しました。

大澤さんは、15年続いている この活動を、
しっかり続けていくことが大切、と話してくださいました。

グローバルキャリアカウンセラーで
ニューヨーク群馬県人会 代表の大澤直美さんをご紹介しました。

大澤直美さんのインスタグラムはこちら

8/17 グローバルキャリアカウンセラー 大澤直美

大澤さんは、安中市出身・ニューヨーク在住の39歳。
3人の子どもを育てるお母さんでもあります。

高崎女子高校を卒業後、渡米し、ニューヨーク州立ビンガムトン大学に入学。
そこからニューヨークでの生活が始まりました。

ニューヨークに渡ったのは「世界平和に貢献したい」から。
小学生の頃、ガールスカウトに所属していたことや、
図書館にある原爆の写真などを見ていたことが影響していたそうです。

現在は、留学支援やキャリア支援・研修支援などを行う
グローバルキャリアカウンセラーとして活躍する大澤さん。

当初は、世界平和を…と思っていましたが
ニューヨークで暮らすうちに、日本の国際化がとても重要だと認識。
世界で活躍できる人材を支援する事が大切なのでは?と考えるようになり
この道を志すようになりました。

これまで約2万人の留学やキャリア支援をサポートし
最近は中学生の留学や、シニア留学も手がけました。

2016年には「NYキャリアアカデミー」を起業し、代表取締役社長に。
小5・小3・2歳のお子さんを育てながら、仕事と家庭の両立も頑張っています。
コロナ禍ではオンラインの講演なども増えました。

今週は、安中市出身・NY在住のグローバルキャリアカウンセラー
大澤直美さんをご紹介しました。
来週も、お楽しみに!

NYキャリアアカデミーのHPはこちら

大澤直美さんのインスタグラムはこちら

8/10 ハート型土偶をモチーフにしたグッズの専門店「つきのき商店」店主 田中静

田中静さんは、大阪府出身の29歳。

地域おこし協力隊での活動などを経て、今年、東吾妻町原町で「つきのき商店」をオープンさせました。

東吾妻町で出土し、国指定重要文化財になっている「ハート型土偶」をモチーフにしたグッズの専門店です。

粘土を使ってハート型土偶をつくるワークショップも開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

もともと印刷所だった建物の壁を、自らカラフルに塗り直したポップな店内には、小物が大好きで、雑貨を日々集めている田中さんの雑貨愛がつまった、キーホルダーやエコバッグなどのグッズが並びます。

 

 

 

 

 

 

お店の名前は、「つきのき」と呼ばれ愛されている東吾妻町にある天然記念物の木、原町の大ケヤキからとったそうです。

そして今年のゴールデンウィークにオープンしたこちらのお店には、近所の方や、インスタグラムを見て県外から来た土偶好きの方など、様々なお客さんが訪れています。

 

 

 

 

 

「どうしてこの土偶はハート型なんですか?」と尋ねられた際には、確かなことは分からないけれど、オニグルミの形、芋の葉っぱの形・・・など思いを巡らせながら会話するそうです。

これからは、つきのき商店を、さらにいろんな人が気軽に寄れるような場所にしていきたいという田中さん。

 

 

 

 

 

 

 

お店の営業時間など詳しくは、Instagramをご覧ください!

https://www.instagram.com/tsukinoki_store/

グンマドンナ、来週もお楽しみに!

8/3 ハート型土偶をモチーフにしたグッズの専門店「つきのき商店」店主 田中静

田中静さんは、大阪府出身。

今年、東吾妻町 原町で「つきのき商店」をオープンさせました。

 

 

 

 

 

東吾妻町出土で国指定重要文化財になっている「ハート型土偶」をモチーフにしたグッズの専門店です。

イラストレーターでもある田中さんが自らデザインしたグッズを手に取ることができます。

そんな田中さんが、東吾妻町にすむようになったのは、およそ7年前。

地域を元気にしたい地方自治体と、農村や山村での活動や暮らしに関心をもつ若者をつなげるプログラム、「緑のふるさと協力隊」がきっかけでした。

大学生のとき、田舎で暮らしてみたいなと考えていたところ、たまたま入った合同説明会に、「緑のふるさと協力隊」のブースがあったそうです。

その後、町のことをもっと知りたいと、地域おこし協力隊としても3年間活動をし、観光のお仕事を経験しました。

活動終了後、コロナ禍でイベントなどが難しい中、今できることをと「つきのき商店」をオープン!

粘土でハート型土偶をつくるワークショップも体験できます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町で暮らす中で、段々と、ハート型土偶について知りたいという気持ちを持った田中さん。

次回も引き続き、お店の様子などお話を伺います。

来週もお楽しみに!