7/1 Pottery&Honey 藤井ベアータ

藤井ベアータさんは前橋市下大島町で、
「Pottery&Honey」というポーランドの食器とはちみつを販売するお店を経営されています。

ベアータさんは、ポーランドのご出身で、
20年以上前、前橋に住みはじめました。

「ポーリッシュポタリー」と呼ばれる
ポーランドの食器の魅力を、群馬の人に伝えたいと、
1年半ほど前からお店をスタート。

ボレスワヴィエツという町で、ハンドメイドでつくられる「ポーリッシュポタリー」

職人がスタンプや筆を使い、手作業で模様をつけていることが特徴のひとつです。

コバルトブルーが印象的ですよね。

お店では、ポーランドの家庭の雰囲気をつくりたいと
ベア-タさんがディスプレイを担当され、
直接ポーランドに足を運んで選んだ商品を並べています。

ポーランドと日本どちらの視点も持っているからこそ、
お客さんが喜ぶ食器をセレクトすることができるそう。

お店を経営する会社の名前は、「MOSTLAB(モストラボ)」
ポーランド語で「橋」という意味で、
ポーランドと日本の架け橋になりたい、という想いをこめているそうです。

来週も引き続き、ベアータさんにお話を伺います!お楽しみに!

6/24 似顔絵アーティスト 146

前橋出身の146(イシロ)さんは、似顔絵アーティスト歴12年。
これまでに約2万人の似顔絵を描いてきました。

9ヶ月の娘さんの子育て中ということもあり、
インターネットでオーダーを受けて作品を手がける
通販をメインに活動しています。

結婚式や誕生日、ご長寿祝いなどお祝いのタイミングで
描くことが多いですが、中には「故人を描いて欲しい」とのお願いもあるそうです。
絵の中で、生前叶えられなかった夢を実現させたりすることも。
146さんは、「この仕事が天職です。」と話して下さいました。

今後は、色々なタッチや画材で描けるようになるのが目標。
その他にも、LINEスタンプや、絵本の制作などにも挑戦してみたいと
話して下さいました。
これからの活動も期待しています!

146さんのサイトはこちら

6/17 似顔絵アーティスト 146

似顔絵アーティストになって12年の146(イシロ)さんは、
前橋出身の34歳。
9ヶ月の女の子を育てるお母さんでもあります。

父親がデザイナーということもあり、小さい頃から絵を描くことが大好きで、
家族で美術館に行ったり、造形教室に通うなど
芸術に触れる機会が多かったそうです。
小学生の時には、新聞社主催の全国似顔絵コンクールで2度受賞しました。

高校卒業後は、都内の美術系の専門学校に進学。
帰郷して印刷会社で働いていましたが、
前橋のけやきウォークで似顔絵アーティストのパフォーマンスを見て
「これがやりたい!」と転職を決意しました。

最初の数年間は似顔絵プロダクションに所属していましたが
現在はフリーランスとして活動しています。


似顔絵アーティストの活動の場は、イベントと通販の2種類あります。
通販ですと、誕生日や結婚式のウエルカムボード、ご長寿祝いなど
色々なシーンでのオーダーがあり、自宅でじっくり描けますが
イベントの際は、短時間で仕上げる必要があります。
たったの10分で下書きから色つけまで完成させるのですね!


下書きの1~2分だけ、動かないでじっと視線を合わせてもらえれば
後はどこを見ていても大丈夫!という146さん。
多い時には1ヶ月で150人。
これまでに約2万人の似顔絵を描いてきました。
場数の多さが、経験値となっているのでしょうね!

来週は、これまでに手がけた作品について伺います。

146さんのサイトはこちら

6/10 造形作家 乙幡啓子

桐生市出身の造形作家 乙幡啓子さんは、
「妄想工作」と題したユニークな工作をつくられています。

たとえば、こちらは、「リュウグウノツカイ・マフラー」です。

こんなのみたことない!というものを次々生み出しています。

そんな乙幡さんのアイデアは、
今話題のニュースなど、身近なことをきっかけに、
心に引っかかったアイデアの種をメモしておくところから生まれるそう。

たとえば、パチンコのCMを見て、
芸能人やアニメ作品などがどんどんパチンコになっていくことに興味を持ってつくったのが
「CR乙幡啓子」
自分のパチンコをつくったそうなんですが、どうなったかは、こちらの記事をご覧ください!
https://dailyportalz.jp/b/2009/01/06/a/index.htm

工作の工程について記事を書くときには、
初心者でも分かるように、かつ造形や材料などについてマニアックなことも書いていくことで
「まじめさとおかしさ」のバランスを意識しているそうです。

「バズる」ことも励みになるけれど、
大元は、自分が「おもしろい」と思ってつくることだそう。

そんな乙幡さんの「おもしろい」が詰まった作品は、こちらからも見ることができます!

https://mousou-kousaku.com/
https://twitter.com/otsuhata?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

6/3 造形作家 乙幡啓子

桐生市出身の造形作家 乙幡啓子さんは、
「妄想工作」と題したユニークな工作をつくられています。

これをこうしたら・・・?こんなものが組み合わさったら・・・?などの妄想を
実際に目の前に出現させたい!と、
つくった数は、12年間で、およそ200ほど。

たとえば、
本物のホッケの開きそっくりのペンケース「ほっケース」や
餃子型のこまをつかい、鉄板の上で餃子をやいているように見える、
「餃子リバーシ」など個性的です。

その工作を「デイリーポータルZ」などのウェブ媒体でご自身で記事にして紹介したり、
作品をまとめて本として出版されたりしています。

千羽鶴、ならぬ群馬の県の形に切り取った紙でつくった「千羽群馬」や
「焼きまんじゅうネックレス」など、群馬ゆかりの作品もあります。

そんな中で、2017年につくられたのが「ハトヒール」

はとの形のハイヒールなんですが、とってもリアルですよね・・・!
フェルトなどを使って精巧につくられています。

上野公園で実際に履いてみたそうですが・・・
乙幡さんが書かれたこちらの記事を是非ご覧ください!

https://dailyportalz.jp/kiji/170523199689

来週も引き続き、乙幡さんにお話を伺います。
お楽しみに!

5/27 ガラス作家 佐藤遥果

佐藤さんは、神奈川県出身の35才。
登山好きの両親の影響もあって「自然の中で勉強したい!」と
群馬県立尾瀬高校に進学し、高校3年間は群馬で過ごしました。
小さい頃からガラス細工が好きだったことから、
卒業後はガラス制作を学ぶため長野県の専門学校に進学。
ステンドグラスや吹きガラスを学びました。

そして3年前から
渋川市赤城町にある六箇山工房でガラス作家として活動しています。


プロのガラス作家になって10年ちょっと。
紙に書いたデザイン画通りのものが作れるようになってきたそうですが、
技術面は終わりがないので、日々、勉強だと話して下さいました。


佐藤さんが作った作品の中に、
大きくてまん丸のヒヤシンスポットがあります。

両手で包み込めないくらい、大きいヒヤシンスポット。
根っこがキラキラと輝いて見えるのだそうです。

作品を作る時は、物を作るのではなく、
その「物の向こうに広がる景色」を想像して作っているそう。



渋川市赤城町の「六箇山工房」では吹きガラス体験なども行っています。
現在は、新型コロナウイルスの影響で体験はお休みですが、
再開のタイミングについては、HPをご覧下さい。

六箇山工房ホームページ

5/20 ガラス作家 佐藤遥果

ガラス作家の佐藤遥果さんは、神奈川県出身の35才。
前々回ご紹介した、渋川市赤城町にある六箇山工房で
吹きガラス作家として活動しています。
群馬に移住して丸3年になりましたが、
実は高校時代も群馬で過ごしていました。

神奈川県の丹沢足柄という自然豊かなところで育ち、
登山が好きな両親の影響もあって「自然の中で勉強したい!」と
群馬県立尾瀬高校の自然環境科に進学しました。

小さい頃から、縁日でガラス細工を集めるのが好きだった佐藤さんは、
高校の進路指導室に置かれた専門学校のパンフレットで
ガラス作家という職業を知り、その道に入っていきました。

高校卒業後は、長野県にある専門学校に進み
ステンドグラス工房のクラスで学びます。

その後、「溶けているガラスを扱うのも楽しそう!」と
吹きガラスに転向しました。
最初は難しくて、思うようにできなかった事が
逆に夢中になるきっかけになったとか。

現在は、数々の美しい作品を手がけています。




地元の赤城公民館で、子供向けの体験教室も開催しています。


子供達にもガラスの魅力を伝えたいと話してらっしゃいました。

来週も、お楽しみに!

六箇山工房のHPはこちら

5/13 豆腐マイスター 工藤詩織

前橋出身の工藤詩織さんは、
「豆腐マイスター」として、記事の執筆や食育イベントなどを通じ、
豆腐の魅力を伝える活動をされています。

子どもたちに向けては、大豆から豆腐をつくる体験を提供したり、
大人向けでは、様々な豆腐の種類がある中で、どう好みのものを選ぶかを伝えたりしています。

豆腐の魅力は、
宗教上の理由で肉を食べない方や、菜食主義の方でもボーダレスに食べられること、
また離乳食から、お年寄りまで人生の中で長く食べられること、だと感じているそう。

クラフトビールなどのように、
豆腐の小規模の作り手さんの個性がもっと伝わるよう発信をしながら、
豆腐をもっと楽しめる場をつくっていきたいとのことでした。

工藤さんのHPはこちら
https://www.shiorikudo.com/

5/6 豆腐マイスター 工藤詩織

前橋出身の工藤詩織さんは、
「豆腐マイスター」として、記事の執筆や食育イベントなどを通じ、
豆腐の魅力を伝える活動をされています。

「豆腐マイスター」という資格は、「お豆腐を選べる」「お豆腐を料理に使える」「お豆腐を手作りできる」というスキルを持った日本で最初のお豆腐の食育資格。

大学院在学中の2013年に取得されて、
その後、豆腐にまつわる仕事をしたい!と大学院を自主退学して活動をはじめます。

小さいころから豆腐が好きだった工藤さんですが、
さらに惹かれていったのは、上京して、まわりのお豆腐屋さんの魅力を知るようになってから。

どれも白くて四角くて、違いが分からないと言われることもあるけれど、
職人さんや大豆の種類によって個性豊かな豆腐ができる、その多様性を伝えたい、といいます。

来週も引き続き、工藤さんにお話を伺います。

お楽しみに!

4/29 帽子作家 小野口弘美

帽子作家の小野口弘美さんは、新潟県出身です。

群馬県出身の吹きガラス作家のご主人とともに、
横浜から渋川市赤城町に移住し、4年前、
養蚕家屋と蔵のある場所を「六箇山工房」としてOPENさせました。

帽子工房と、吹きガラス工房、そしてギャラリーを手掛けています。


ハンドメイドでオリジナルの帽子を作っている小野口さん。

今の時期は夏にかぶる麦わら帽子のオーダーが多いそうで、
リボンの素材や巻き方にもバリエーションをつけ
変化を出しています。

オーダーメイドの帽子は、
10日~2週間かけて丁寧に制作するそうです。
価格は1万円~2万円とのことでした。



これまでには、
「銀色に輝く帽子を作って欲しい!」というオーダーや、
千葉のテーマパークにコスプレをしていくので、
手塚治虫さんの「リボンの騎士」のような、
つばの大きい・羽根のついた帽子を作ってくださいという
注文を受けたこともあったそうです。

ご主人とともに立ち上げた「六箇山工房」で、
日々、帽子づくりに励む小野口さん。

これからも素敵な帽子を作り続けて下さいね!

六箇山工房ホームページ