4/8 イラストレーター 丸山一葉

高崎市のイラストレーター、丸山一葉さん。

本の表紙のためのイラスト=装画のコンテストで
グランプリをとられるなど、今活躍するイラストレーターです。

丸山さんの絵の特徴は「動き」
たとえば、女性の手がびよーんと伸びていたり、
ダンスのようにも見えるアクロバティックなポーズをしていたりと
人物が、ユーモラスに描かれています。

この作風は、試行錯誤の中で生まれたそうですが、
丸山さんがイラストレーターとして本格的に活動をするようになったのは
3年ほど前から。

偶然画材店で働き始めたのがきっかけだったそうです。

創作活動をするお客さんや同僚と関わる中で、
自分も絵を描きたい、という想いが生まれます。

そして、働きながら夜間の学校に通ってイラストを学び、
イラストレーターになられました。

決して早いスタートではないキャリアですが、
大学で日本文学を学んだことが、時代物の小説の挿絵を描くときに
役立つなど、今までの経験も活かして作品づくりをされています。

丸山さんのHPはこちら
https://kazupits.jimdofree.com/

次回も引き続き、丸山さんにお話を伺います。
来週もお楽しみに!

4/1 OLN・井清織物 井上忍


井上忍(いのうえ・しのぶ)さんは、千代田町出身の42才。
桐生市で代々続く 井清(いのきよ)織物に嫁ぎ、
旧式のジャカード式シャトル織機を使って
ご主人とともに、帯などを作っています。

2014年には「織物で暮らしを彩る」をテーマに「OLN(オルン)」というブランドを立ち上げ、
バックやストール、雑貨などを作り始めました。
 
全国の呉服店で販売されている井清織物の帯は、問屋に卸す為
価格を自分達で決められなかったり、どんな人が手に取ってくれたのか
見えにくいという現状があります。

その点を解消するために、独自のブランドを作り、販売価格も決め、
OLNのアイテムを販売してくれるショップも自分達で探しました。
今では、県内外12の都道府県に、OLNの商品が置かれています。

2018年には、井清織物の敷地の一角に、OLNのショップもOPENしました。

淡い色味と、シンプルなデザインが特徴のOLN。
着物でも洋服でも合わせられるデザインで、
長く使ってもらえるものを・・・とこだわっています。

長方形の「木の持ち手」が印象的なバックは、
もみの木の模様が描かれた帯地で作られています。

他にも、春夏に人気の「綿麻のストール」は、
ところどころに、太い綿の糸を織り込むことで、立体感を出していたり、
あえて横糸を飛び出して織ることで、巻いたときのデザインに動きがでるよう
工夫されています。

井上さんはこれからのOLNの活動について、
機屋としての技術を高めるのはもちろん、
自分たちの活動を伝えることを、丁寧にやっていきたいと話して下さいました。

OLN・井清織物のホームページ

【今後の出展スケジュール】
2020年6月24日~30日
新宿タカシマヤ

3/25 OLN・井清織物 井上忍

井上忍さんは、千代田町出身の42才。
桐生市で代々続く井清(いのきよ)織物に嫁ぎ、
4代目のご主人 義浩さんと、切り盛りしています。

高校卒業後、文化服装学院でパターンメイキングを学び、
アパレルメーカーに就職して、デザイナーとして働いていた井上さん。
結婚を機に群馬に戻り、ご主人の実家である井清織物で働く事になりました。
井清織物は、創業67年の老舗・織物工場です。
昔ながらのノコギリ屋根の工場には、
旧式のジャカード式シャトル織機がずらりと並び、帯などを作っています。


工場に初めて入った時には「かっこいい!」と感動したそうです。
井上さんも織りを学び、始めて10年経ちましたが、
義理のお父さんや50年以上勤める機織りさんからは
「日々、学ぶことばかり」と話します。

織機の音に耳を傾け、少しでも違う音がしたら故障の合図。
織ったものを全てほぐすことにも躊躇しない姿勢に、
プロ意識を感じるそうです。

修理の専門職の方も高齢になり、頼めなくなってしまったということで、
現在は、デザインや織ることはもちろん、織機の調整、修理などを
自分たちで学びながら、行っています。

様々な太さの横糸を使えるので、立体的な織りが特徴の
旧式のジャカード式シャトル織機。
染め物とは違う魅力があるとのことでした。

井清織物の帯は、全国の呉服店で販売されています。

来週は、井上さんご夫婦が2014年に立ち上げたブランド
「OLN(オルン)」の活動について伺います。

OLN・井清織物のホームページ

【今後の出展スケジュール】
2020年6月24日~30日
新宿タカシマヤ

3/18 救助隊員 山橲麻衣

山橲麻衣さんは、前橋出身の25歳。
去年4月、群馬県内初の女性救助隊員になりました。
前橋消防局 東消防署 に所属して
オレンジ色の救助服に身を包み、任務に当たっています。

救助隊員になって、もうすぐ1年。
赤城山での救助では、資機材を持って山に登り、
訓練とは違う緊張感を味わったそうです。

災害や事故などの現場に、消防の中でも一番に出向くのが救助隊員。
怖い、と思うことはないのでしょうか、と聞くと、
苦手なことは他の隊員と助け合うこともできるし、
なにより怖い気持ちなのは要救助者だ、と思うと
助けたい、という想いが生まれるそうです。

女性である強みを活かし、人を安心させられる救助隊員になりたい、という山橲さん。

こういうことがしたい!と言ったときに、
チャレンジさせてくれる環境の中で働けていてありがたい、と話されていました。

3/11 救助隊員 山橲麻衣

山橲麻衣さんは、前橋出身の25歳。
去年4月、群馬県内初の女性救助隊員になりました。
前橋消防局 東消防署に所属して、仕事に当たっています。

交通事故や水難事故、また山岳遭難などの現場に、
消防の中でも一番に出向いて、救助活動をする救助隊員。

一回の勤務は、朝8時半から翌日の朝8時半までの24時間。
その中で、日々訓練も行っています。

山橲さんは、小学生から大学生まで、
野球やソフトボールで体力をつけてきましたが、
現在は、休みの日にも体力づくりをして、
男性と一緒の訓練に参加しているそうです。

祖父母と一緒に暮らしていたことから、
周りの高齢の方が救急搬送される現場を見たことをきっかけに、
消防の仕事に興味をもった山橲さん。

調べていく中で、
女性が少ない、ということに疑問を持ちます。

そこから山橲さんは、
アルバイトや、ソフトボールの練習をしながら、
公務員試験に向けての勉強も重ねて、
3年前、消防士になりました。

そしてさらに、消防の仕事の中でも、
オレンジ色の救助服を着た救助隊員になって
女性の活躍の幅を広げたい、という想いを持ちます。

法律などにより女性の救助活動には制限がかかる部分がある中でも、
現在、まわりと助け合って任務にあたっています。

次回も引き続き、お話を伺います。

3/4 NPO法人カウンセリング&コミュニケーション ミュー代表 山本泉

前橋市出身の山本泉さんは、NPO法人の代表を務め、
県内で子育てサロンを運営したり、
不登校・ひきこもり・孤独化解消を支援する活動を行っています。

前橋市の「子育てサロン サマンサ」は、
母親に、子供とのより良い関わり方の具体的なスキルを学んでもらおうと、
「ペアレントトレーニング」をベースとした講座を開いています。

こういった活動が評価され、先日、
「家庭教育支援チーム」の活動の推進にかかわる文部科学大臣表彰を受賞しました。

その他、NPO法人 カウンセリング&コミュニケーション・ミューでは、
前橋市の中学生の不登校・ひきこもりを解消する支援
「オープンドアサポート事業」を、前橋市教育委員会と連携して行っています。

サポーターと呼ばれる皆さんが家庭を訪問し、
ひきこもり生徒と交流することで、再登校を促しています。

とても根気のいる支援ですが、前橋市教育委員会の集計によると
毎年70パーセントの生徒が、再登校できているとのことでした。

山本さんは、これからの目標について
「ゴールを決めるのではなく、そのときどきに必要とされる活動をしていきたい」と
話していらっしゃいました。

NPO法人 カウンセリング&コミュニケーション・ミュー HPはこちら

2/26 NPO法人カウンセリング&コミュニケーション ミュー 代表 山本泉

特定非営利活動法人カウンセリング&コミュニケーション ミュー代表の
山本泉さんは、前橋出身在住です。

群馬県で子育てサロンを運営したり、
不登校・ひきこもり・孤独化解消を支援する活動を行っています。

前橋市総合福祉会館で月に2回開催している
「子育てサロン サマンサ」は、15年以上行っている活動が評価され、
先日、「家庭教育支援チーム」の活動の推進にかかわる
文部科学大臣表彰を受賞しました。

40歳の時に、カウンセリングや心理学に出会い
物事の考え方が変わったという山本さん。

その時、同じ勉強会に参加していたのが、思春期の子どもを持つお母さんたちでした。
「子育て中の母親の心の拠り所となる場所を作りたい」と
子育てサロン サマンサを立ち上げました。


お子さんをスタッフが側で見ながら、お母さんの話を聞くというスタイル。
子どもを客観的に見ることができ、可愛さを再認識できるそうです。
終わった後には、温かい紅茶を素敵なカップ&ソーサーでお出しします。

山本さんは、これからもお母さん同士の交流の場として
地道に運営していきたいと話されていました。

来週は、他の支援活動についても伺っていきます。

NPO法人 カウンセリング&コミュニケーション・ミューのHPはこちら

02/18 ウェディングプランナー 佐伯恵里

前橋市の佐伯恵里さんは、
フリーのウェディングプランナーとしてお仕事をされています。

昨年、リクルートブライダル総研主催の
ウェディングプランナーのコンテスト「GOOD WEDDING AWARD2019」で619名の応募の中から
準グランプリに輝きました。

自分がプランニングした結婚式についてのプレゼンテーションで競うこの大会。

佐伯さんのプレゼンした結婚式は、
もともとは、大勢の人の前でやるのは恥ずかしいと、結婚式を希望していなかったふたりの
フォトウェディングです。

花嫁さんの「自然な写真が撮りたい」という想いをかなえるためには、
やはり挙式の雰囲気が良いのではと
佐伯さんは、撮影当日、サプライズで結婚式を提案しました。

言葉にしていない要望も感じ取って、
ふたりの未来のための素敵な一日をつくりあげていきます。

また、佐伯さんは、ウェディングプランナーの学びの場「SUEHIRO」を立ち上げ、
全国のプランナーとの知識の共有も行っています。

詳しくはHPをご覧ください!
https://suehironet.com/

2/12 ウェディングプランナー 佐伯恵里

前橋市の佐伯恵里さんは、
フリーランスのウェディングプランナーとして活躍されています。

ウェディングを手がける会社で15年間経験を積んで、おととし独立されました。
昨年、ウェディングプランナーのコンテスト「GOOD WEDDING AWARD2019」で
619名の応募の中から準グランプリに輝くなど、
素敵な結婚式をつくりあげている佐伯さん。

フリーランスなので、所属する会場がないため、
会場探しから一緒に考えられるのが強みだそうです。

佐伯さんが大事にしていらっしゃるのは、
「自分の色を出さないこと」
結婚するふたりと2~3時間話し、
パーソナルな部分を理解して、結婚式をつくりあげていきます。

芝生の広場にテントを立てて・・・や、
軽井沢の別荘を丸ごとかりてホームパーティーのような雰囲気で・・・など、
二人の要望を聞き、
様々な場所で結婚式をプロデュースされてきました。
 

来週も引き続き、佐伯さんにお話を伺います!

佐伯さんHP:https://www.erisaekiwedding.com/

2/5 マリンバ奏者 阿久澤美和

阿久澤美和さんは、前橋市出身の28歳
現在は神奈川県に住み、フリーのマリンバ奏者として活動しています。

前橋育英高校を卒業後、洗足学園音楽大学大学院に進み
打楽器専攻を主席で修了しました。

現在は、同大学卒業の瀬戸希さんとマリンバデュオ「プリマステラ」を結成し、
ショッピングモールやカフェなどで演奏会を開いています。
クラシックの定番からポップまで、幅広い選曲が人気です。

マリンバは、大きいものですと横幅が2.5mもあるので
演奏している際の横移動の動き方も、見ていて楽しいポイントだそうです。
さくらんぼの空缶に小豆を入れた手作りの楽器を足につけて
演奏することもあるそうです!


和太鼓やハンドパンなど、色々な楽器ともコラボしています。

これからも、たくさんの人に
マリンバの魅力を伝えていきたい!と話す阿久澤さん。

2月8日(土)高崎でのコンサートもチェックしてみて下さいね!

プリマステラのTwitterはこちら