5/17 銭湯若女将 津久井美紅

津久井美紅さんは、桐生市出身・在住の28歳。
ご主人とともに、桐生市錦町にある銭湯「上の湯(うえのゆ)」を切り盛りしています。

祖父母が経営していた上の湯は、津久井さんにとっては、第二の家のような場所。学校が終わるとここに帰ってきて、両親の迎えを待っていました。

社会人になってからは金融機関で働いていましたが、祖父が体調を崩し、銭湯経営が難しくなってしまったタイミングで、上の湯を継ぐことを決意しました。今年の7月で丸2年になります。

昭和の初めに創業した「上の湯」ですが、津久井さんは、浴室がペンキ絵ではなく「タイル絵」になっている点と「お魚」が描かれているところが気に入っているとか。

上の湯は、かつて男湯と女湯の間に水槽があり、通称「金魚湯」と呼ばれていたそう。それを物語る金魚の絵が、上の湯の歴史を感じさせてくれます。

津久井さんは、若い感性で、上の湯の「ロゴ」を作ったり、SNSで銭湯の魅力を発信するなど、精力的に活動中。上の湯のロゴは、入口にある藤の花をイメージし、紫をベースにした素敵なデザインです。

キッチンカーを呼んで、地域全体を盛り上げることにも力を注いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご近所の畳屋さんから頂いた「い草」を入れた「い草の湯」も人気です。

6月には、群馬出身の落語家で、来年3月に真打昇進が決定している「林家つる子」さんを迎えて、上の湯寄席を開催。

今後については、イベントを開催しつつも「お風呂屋さん」としての役割をしっかり果たしていきたいと話して下さいました。

上の湯インスタグラムはこちら

桐生にある銭湯「上の湯」の若女将 津久井美紅さんをご紹介しました。

5/10 銭湯若女将 津久井美紅

津久井美紅(つくい・みく)さんは、桐生市出身・在住の28歳。
ご主人とともに、桐生市錦町にある銭湯「上の湯(うえのゆ)」を切り盛りしています。

祖父母が経営していた上の湯は、津久井さんにとっては、第二の家のような場所。子供の頃は、学校が終わると上の湯に戻り、両親の迎えを待っていました。

祖父が体調を崩し、銭湯経営が難しくなってしまったタイミングで上の湯を継ぐことに。当時、結婚前だった夫の後押しもあって、決意したそうです。

全く畑違いの金融関係で働いていた津久井さんたち。祖父は、退院することなく そのまま亡くなってしまったため、祖父が一人で行っていた裏方業務のボイラーの扱いなどを教わることもなく、銭湯を引き継ぐことになりました。

水漏れしていた浴槽を大改修したり、古い造りの番台式銭湯を少しリニューアルして、フロントロビー式に変えるなど、初めての人も抵抗なく利用できるように工夫しました。

創業年がわかる正式な書類は残っていないものの、少なくとも昭和の初めには営業を開始していたという歴史ある上の湯。男湯の脱衣所には、10円で動くマッサージ機が現役で稼働しています。

津久井さんはSNS発信にも力を入れていて、投稿を見た銭湯ファンが関西から訪れたり、銭湯未経験の地元の家族連れが入浴に来るなど、広がりを見せています。

上の湯Twitterはこちら

来週は、津久井さんが若い感性で取り組む活動をご紹介します。
次週も来週もお楽しみに!

5/3 「tomokimono」代表 阿部智子

「tomokimono」代表 阿部智子さん

 

 

 

 

 

 

 

 

阿部さんは、旅行会社JTBでのお仕事の傍ら、
着物や日本文化広めるための独自のブランド「tomokimono」の代表として
活動をスタートさせました。

もともと趣味でもあった着物で、
社会貢献につながる取り組みをしたいという思いがあった阿部さん。
数年まえから、花火大会などの時、きものの着付け体験を行ったり、
着物を着て街を散策するイベントなどを地道に行って来ました。

そういった活動を続ける中で、今年4月、みなかみ町の道の駅「たくみの里」の中で、
着付けや日本文化を体験できる「着物・日本文化の家」がオープン。
現在、みなかみ町観光協会と共同で、実証実験として取り組みを進めています。

50種類ほどの着物が用意されていて自分の好みのものを選んで
髪飾りなどと併せて着付け体験、そして、
みなかみの自然の中でロケーションフォトも撮影できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詳しくは、「tomokimono」のInstagramやHPなどもご確認ください。

今後もさらに着物や日本文化を、世代、国籍などを超えて広げて行きたいという阿部さん。
これからの発展、広がりも楽しみにしたいですね!

4/26 「tomokimono」代表 阿部智子

「tomokimono」代表  阿部智子さん

 

 

 

 

 

 

 

阿部智子さんは、前橋市出身。
着物や日本文化を広めたいと立ち上げた
「tomokimono」代表として活動されています。

阿部さんは、旅行会社のJTBに2007年に入社、
ジャカルタ支店やインバウンドビジネス推進室などでの経験をつみ、
現在は、育児休業中です。

幼い頃から着物と親しんでいたという阿部さん。
旅行会社での経験や、知識、繋がりなども生かしながら、
もともと趣味でもあった着物で、
社会貢献につながる活動がしたいという思いがあったそうです。

最初は、数人で着物を着て街を散策するイベントや、
花火大会などの時に浴衣の着付けなどを行っていました。

そうした活動をするうちに、去年10月頃、みなかみ町から、
道の駅「たくみの里」の中で着物を活用した事業ができないかと声がかかり、
本格的に「tomokimono」がスタートしました。

 

 

 

 

 

 

 

今月4月には、みなかみ町の道の駅「たくみの里」の中で、
着物の着付けや日本文化を体験できる「着物・日本文化の家」がオープン。
現在、みなかみ町観光協会と共同で、実証実験として取り組みを進めていて
土日祝日を中心に、着付け体験や日本文化のワークショップを提供しています。

 

※みなかみの自然の中で写真撮影も!

 

 

 

 

 

 

 

こういった活動を通して幅広い世代の方に喜んでもらえることや、
着付けの技術を持った主婦の方などのスキルが生かせる場を作れていることにも
やりがいを感じるという阿部さん。今後の活躍の様子にも注目です!

4/19 龍匠錦織り手 小林靖子

小林靖子さんは、桐生出身・在住。
桐生市の絹織物工場「龍匠錦(りゅうしょうにしき)」で織り手をしています。。

小林さんは2006年に、「龍匠錦」の前身、「江雅(えまさ)織物工場」に入社。江雅織物工場は、従業員の高齢化などにより2016年に廃業しましたが、
織機や技術を龍匠錦が受け継ぎ、小林さんが織り手として絹を織り続けています。

 

 

 

 

 

 

 

小林さんは桐生織の7つの技法のうち、
「風通織(ふうつうおり)」「経錦織(たてにしきおり)」「緯錦織(よこにしきおり)」の
3つの技法を使って帯を織っています。
これらの技法で織ると、複雑な柄や色鮮やかな帯地が完成するんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このほかにも小林さんは、他の企業と連携するプロジェクトにも参加。
帯地を織る際にできるはぎれやサンプルなどを生かし、新たな製品に生まれ変わらせる「群優活挙(ぐんゆうかっきょ)」プロジェクトにも参加。
はぎれやサンプルがバックやインテリアに生まれ変わりました。

このように他の企業と連携し活動している小林さんが感じているのが、織手の人手不足。
現在小林さんには後継者がおらず、このままだとこれまで受け継がれてきた「龍村晋の帯」が織れなくなってしまうそうです。

小林さんはどのように活動に幕を下ろすかを考えながら機を織りつつ、
今後は全国の織り手・職人を守る活動もしていきたいと話してくださいました。

4/12 龍匠錦織り手 小林靖子

小林靖子さんは、桐生出身・在住。
桐生市の絹織物工場「龍匠錦(りゅうしょうにしき)」で織り手をしています。。

小林さんは2006年に、「龍匠錦」の前身、「江雅(えまさ)織物工場」に入社。
それまでは京都の織物工場の総務などをしていましたが、結婚を機に桐生市に戻りました。

織物の技術を習得するのは大変で、糸の調子を音で見極めたり、
張り具合を手のひらで覚えるのに必死だったといいます。

 

 

 

 

 

江雅織物工場は、従業員の高齢化などにより2016年に廃業しましたが、
織機や技術を龍匠錦が受け継ぎ、小林さんが織り手として絹を織り続けています。

小林さんが織っているのは、「龍村晋の帯」とよばれる帯です。

龍村晋は、正倉院のはぎれの研究や復元に従事した人物。
技術指導事業で桐生市に訪れ、江雅織物工場の当時の社長に出会ったことから
江雅織物が龍村の帯を織ることになりました。

この図案を保管しているのは龍匠錦だけで、その図案で織ることができるのも龍匠錦だけだそうです。

 

帯などを織るための図案。
この図案をもとに小林さんは絹を織っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍匠錦で使っている絹糸は、すべて群馬県産です。
絹糸はさまざまな場所で生産されていますが、
群馬県産の絹糸にこだわりたいと話す小林さん。
群馬県産の絹糸は帯にしたとき、締めごこちが良いのだそうです。

今日は、桐生出身・在住の龍匠錦織り手 小林靖子さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!

4/5 料理教室主宰 本多理恵子

本多理恵子さんは、高崎出身・鎌倉在住。
2007年から鎌倉で料理教室「Café Rietta(カフェ・リエッタ)」を開いています。

手ぶらで参加し眺めるだけ!という、ちょっと珍しいスタイルの料理教室が好評で、これまでに13,500人が参加しました。本多さんが調理しながら作り方をトーク。参加者は手元のレシピを見ながら「なるほど!そう作るのね!」と学びます。最後はできた料理を食べて終了。ランチに来るような感覚で参加できます。

本多さんのレシピは伝え方にもこだわっていて「味付け全部大さじ1」や「90秒チャーハン」など、ネーミングがとてもキャッチ―です。よく使うのは「一発調味料」。醤油・みりん・酒を同量合わせたものを瓶に入れて冷蔵庫にストックしておくと、煮物や炒め物など、色々な料理に仕えて便利だそうです。

5月6月の料理教室は「偽装料理」がテーマ。ナスでウナギのかば焼き風を作ったり、生卵から一発で、電子レンジでタルタルソースを作ります。

人を楽しませることが大好きな本多さん。今後は、もっと驚きや爆笑を引き起こすような料理教室を目指していきたいと話して下さいました。

Café Riettaのホームページはこちら

Instagramはこちら

 

3/29 料理教室主宰 本多理恵子

本多理恵子さんは、高崎出身・鎌倉在住。
2007年から、鎌倉で料理教室「Café Rietta(カフェ・リエッタ)」を開いています。

高崎の和菓子屋の娘として生まれ、高崎女子高校卒業後は都内の短大に進み、リクルートに就職。出産を機に鎌倉に移住しました。

実家が和菓子屋だったこともあり、近所のお菓子屋さんでパートをするうちに「自分も何かやってみたい」と思い立ち、カフェを開業。しかし、集客に伸び悩んだ為、お客さんを呼び込む目的として料理教室をイベント的に始めました。

実は、料理は全くの苦手分野だったそうです。

そんな気持ちを赤裸々に綴っているエッセイ本「料理が苦痛だ」は、2019年に第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞を受賞。自身の体験や、料理教室に通う生徒さんとの会話の中で生まれた様々なエピソードを書き綴っています。

これまでに6冊のレシピ本などを出版している本多さん。

自分が料理が苦手だったからこそ、レシピ開発の際に大切にしているのは「これだったらやってみようかな」というやる気を引き出すことと、家族に「すごい!」と褒められること。
珍しい調味料などは使わず、家にあるもので作れる簡単レシピを、日々考案しています。

最近では、「生地はレンジ5分で完成」というカニクリームコロッケが大好評。外食するか冷凍を買ってきて自分で揚げるか…というカニクリームコロッケですが、自宅でできたらすごい!との思い付きから、レシピ開発しました。

20数回の試作を繰り返して、やっと完成したレシピ。
本多さんは、先にゴールを決めてから、自分を追い込みながらレシピを考案するスタイルだそうです。

Café Riettaのホームページはこちら

今日は、高崎出身・鎌倉在住の料理教室主宰 本多理恵子さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!

3/22 スパリゾートハワイアンズ ダンシングチーム 笛木花菜美

福島県いわき市にある、ハワイをイメージしたテーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」
そこで毎日行われているショーに出演するダンサー=フラガールの笛木花菜美さんは、群馬県みなかみ町出身です。
36名のダンサーをまとめる、サブキャプテンを務めています。

 

 

 

 

 

 

笛木さんは、小学校4年生のころ、近所にフラダンス教室ができたことをきっかけに、フラダンスをはじめました。

家族旅行で行ったハワイアンズで、ステージで輝くダンサーのお姉さんに憧れ、フラガールを目指します。

利根商業高校を卒業後、福島へ。

ホームシックになることもあったそうですが、仲間と支え合いながらレッスンを受け、2017年にデビューを果たしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は毎日、お昼のショー、レッスン、夜のショーと、ダンス漬けの日々。

それが楽しくてしょうがないそうです。

涙を流してくれているお客さんを見ると、ひとつひとつの動きに意味のあるフラダンスによって、会話がなくてもちゃんと心に届いているんだなと感じられ嬉しい、と話してくださいました。

グンマドンナ、来週もお楽しみに!

3/15 スパリゾートハワイアンズ ダンシングチーム 安田彩珠

福島県いわき市にある、ハワイをイメージしたテーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」

そこで毎日行われているショーに出演するダンサー・フラガールの安田彩珠(あみ)さんは、群馬県伊勢崎市出身です。2021年にデビューしました。

 

 

 

 

 

 

 

お母さんの影響で2歳からフラダンスを習っていた安田さん。

東日本大震災の後、ハワイアンズが休館している間にフラガールたちが全国を周ったツアー「全国きずなキャラバン」の群馬公演を観て、自分もフラガールになりたいと思ったそうです。

そして、伊勢崎高校を卒業後、ハワイアンズのダンサーを養成する「常磐音楽舞踊学院」に57期生として入学。

寮生活をしながら、フラダンスやタヒチアンダンスはもちろん、ボーカルやバレエ、ジャズダンスなどのレッスンを重ね、3ヶ月後にステージデビューを果たしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『自分の踊りでたくさんの人に笑顔を届ける』という目標を忘れずに、これからも笑顔でステージに立ち続けたい」と話してくださいました。

グンマドンナ、来週もお楽しみに!