伊勢崎市在住の美術家、片山真理さん。
高校生のときから作品の制作をはじめ、
国内外でさまざまな展示に参加。
今年、写真界の芥川賞と言われる、
「木村伊兵衛写真賞」を受賞しました。
“hole on black” (2018)
“cannot turn the clock back #009” (2017)
片山さんは、先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断。
片山さんの作品には、身体をモチーフにした手縫いのオブジェや立体作品、
そして、装飾を施した義足をつかったご自身の姿がうつっています。
片山さんの作品で重要なキーワードとなる「身体」
からだ、をモチーフにするようになったのは、
それがだれにとってもそうであるように、
「身近なもの」だったから、と言います。
そして、片山さんは自分がモデルになる「セルフポートレート」の作品を
多くつくられていますが、
写っている自分は、作品をつくるためのマネキンのようなものだそう。
来週も引き続き、片山さんに制作についてお話を伺います。
お楽しみに!