遠藤春奈さんは新規就農でこんにゃく農家となったあと、工房で手作りこんにゃく商品を作り、販売する6次産業化に取り組んでいます。
まず、若い人にも手に取ってもらえるように商品の見た目を明るく、かわいいデザインに変え、女性が好きなモチっとした食感に改良、デザートにも向くよう工夫したそうです。
初めて1年たった頃、経済産業省のThe Wonder 500 ”日本が誇るべきすぐれた地方産品”に選ばれ、それがきっかけでアメリカのスーパーマーケットのバイヤーから声がかかり、アメリカにこんにゃく販売に行くことになります。
アメリカでは健康志向の人に”しらたき”は知られているものの、ブロック形のこんにゃくはまだあまり認知されていないそうで興味を持つ方が多く、こんにゃくの健康効果、栄養素は魅力的に映るそうです。またこんにゃく自体にあまり味がないため、世界の食品となじんで抵抗なく食べてもらえるため、ポテンシャルのある食品だと感じたそうですよ。
今後、”できたて””手作り”のこんにゃくを食べてもらえる直営店を世界に作るのが夢。最初は「こんにゃく工房迦しょうU.S.A」が出来たら・・・と語っていました。
手作りこんにゃくのおいしさを知ってもらいたい!という遠藤さんの思いは、群馬から海外へとグローバルに広がります。
また、より一層、地元群馬にこだわった商品開発にも取り組み、今月1日には、群馬で獲れたフルーツを果肉ごと練り込んだこんにゃくスイーツ「こんにゃく玉手箱」も発売となりました。見た目もとってもカワイイですね♪
こんにゃく工房迦しょう
https://www.konjac-kasho.com/
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インタビュー:川上直子