網野文絵さんは、前橋の農業関連会社で、働きながら、撮った写真をSNSにアップしたり、写真展を開いたりと、写真を通して、野菜の魅力を伝えています。
被写体としての「野菜」は、「かわいいもの」だという網野さん。
野菜をじっと見ていると、こちらが正面だな、など野菜の表情が見えてくるそうです。
そして、撮るときに大事にしていることは、「手を加えないこと」「きれいでない部分も撮ること」。
たとえば、栄養の障害を起こしている葉っぱ、土の上にある肥料の粒、葉っぱについた幼虫など・・・
農家さんにしてみると、あまり撮ってほしくない部分でも、
網野さんの目からみると、とても美しく感じることがあるそう。
何度も農家さんのもとに通って、仲良くなっているからこそ
撮ることができます。
そして、これからは網野さんが消費者に向けての写真を撮るだけでなく、
生産者自身が発信していくためのお手伝いもしたい、と
話してくださいました。
網野さんの写真は、
来年1月12日~25日に伊香保温泉でおこなれるイベント
「伊香保くらし泊覧会」でも見ることができます。
網野さんインスタグラム