海外協力隊員として、ベトナムに派遣されていた清水沙悠梨さんは、
昨年の3月、新型コロナウイルスの影響で、一時帰国を余儀なくされました。
そんなとき、甘楽町に、70人以上のベトナムの方が生活していることを知り、その方々と関わるようになりました。
地域の行事や、野菜作りなどを通して、
ベトナムの方と交流を深めながら、
買い物の手伝いなど、生活の支援もしていた清水さん。
また、甘楽にベトナムの方が住んでいる、ということを、地元の人にも知ってほしいと、
甘楽町で国際交流の活動をしている団体「自然塾寺子屋」の運営するカフェで、
ベトナムのスイーツメニューを考案し、提供を始めました。
そんな活動の中で、例えば、ゴミの分別ひとつとっても、
方法を間違ってしまっている、ということだけを見て、
マイナスなイメージを持つのは、本当にもったいない。
もともと文化が違うので、相手に合わせた伝え方が必要、と感じたそうです。
そして、清水さんは、昨年11月、
ベトナムに戻り、現在は海外協力隊としての活動を再開しています。
ベトナムでは、周りに日本人がいない環境で、清水さん自身が、マイノリティー。
助けてもらうことの大切さを知り、帰国後は、自分がしてもらって嬉しかったことを
自分もしていきたい、と話してくださいました。
グンマドンナ、今日は、JICA海外協力隊の清水沙悠梨さんをご紹介しました!