小野関隆香さんは、現在、22歳。
県内最年少の山伏で、榛東村にある大福院の住職です。
小野関さんが持っているのは、法螺貝。
鈴懸、という、黄色い衣を身につけた山伏たちは、
山の中で、この法螺貝の音を使って連絡を取り合い、修行をしてきました。
江戸時代には、群馬にも多くの山伏がいたそうです。
小野関さんが、山伏になりたい、と思ったのは、高校1年生のとき。
親戚のお葬式で、黄色い衣を着た山伏を目にし、
「なんて神秘的なんだろう」と、自分も山伏になりたいと決意しました。
そして、高校卒業後、すぐに、総本山である、京都の聖護院で、2年間の修行をはじめます。
その修行の様子などについて、次回も引き続き、小野関さんにお話を伺います。
お楽しみに!