長壁早也花さんは、大阪出身・みなかみ在住の30歳。
現在は、みなかみ町で「Licca(リッカ)」という
アロマブランドを立ち上げ、活動しています。
青年海外協力隊でラオスに住んでいた頃、
娯楽の少ない現地で香りに癒やされた経験や、
豊かな自然の中で子供達が遊ぶ姿を見て
「自然の恵みを使ったアロマで、
子供達に自然の面白さを感じてもらいたい」と
思うようになり、帰国後に資格を取得。
結婚し、ご主人とともに、去年の4月にみなかみに移住し、
翌月の5月に「Licca」を立ち上げました。
みなかみは自然が豊かで、アロマオイルを抽出する原料となる
植物や水が豊富にあることと、地元の人の温かさ。
それから、ユネスコエコパークやSDGs未来都市にも
選定されていることが決め手だったそうです。
「アブラチャン」は、みなかみならではの香り。
みなかみに多く植えられている広葉樹で、
昔、かんじき(今のスノーシュー)を
作る時の材料になっていた樹木です。
アロマオイルを作る上で、
自然の恵みを大切にすることを心がけている長壁さん。
水は湧き水を使い、材料は間伐材を使用。
自作のかまどに使う薪は、
販売できないような細い丸太を使っています。
1月からは、JR上毛高原駅に「香りのスタンド」が設置され、
Liccaが手がけた上毛高原駅オリジナルブレンドの香りを
楽しむことができます。
来週も、みなかみ町在住のアロマテラピーインストラクター
長壁早也香さんをご紹介します。