6/16  桐生和紙職人 橘三紀

橘三紀さんは、群馬県のふるさと伝統工芸品でもある「桐生和紙」の職人です。

 

 

 

 

 

桐生和紙には、江戸時代ごろからの歴史があり、

桐生川沿いの20数軒でつくられていたといわれています。

しかし、現在、技術を受け継いでいるのは、唯一、橘さんだけです。

桐生和紙は、楮(こうぞ)という桑科の植物の木の皮を原料にしていますが

そこから、紙になるまでは、多くの工程があり、

10日~2週間で、300枚ほどの和紙ができるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、橘さんは、

桐生では、原料の栽培から一貫して紙をつくってきた、という歴史を大事にして、

工房の隣の畑で楮の栽培も行っています。

橘さんがつくる紙の中の数%程度ですが、

原料から手がけているものを今後ブランド化していきたい、とも話してくださいました。

 

 

 

 

 

「代々続いてきて、受け継いでいるというのもあるが、

それ以上に、『自分の仕事』として好きでやっている」という橘さんがつくる和紙は、

工房に併設されたショップや、県内外の取り扱い店舗で買うことができます。

詳しくは、桐生和紙のHPをご覧ください。

https://kiryuwashi.jp/