高橋枝里さんは、埼玉県出身の32歳。
沼田市にある丸山下駄製造所で「沼田桐下駄」を作る下駄職人として働いています。
元々、システムエンジニアをしていた高橋さん。
「伝統工芸の継承者募集!」という沼田市の地域おこし協力隊の募集を見て、応募。
採用されて沼田に移住してきました。
沼田桐下駄は、群馬県のふるさ伝統工芸品。
県のふるさ伝統工芸士に認定されている丸山勝美さんが、
唯一、その技術を受け継ぐ職人です。
そんな師匠に弟子入りし、技術を学ぶ高橋さん。
2足の形を揃えたり高さを合わせたりするのが難しい、と話しています。
美しい和紙を貼っているのも沼田桐下駄の特徴です。
桐は、湿度変化に応じて湿気を吸放出する能力が高く
湿度を一定に保つ特徴があるため、サラっとした感触が特徴。
木材としても軽くて柔らかく丈夫なので、履物に向いています。
来週は、コロナ禍で誕生した室内用の下駄について詳しくお話を伺います。
今週は、下駄職人の高橋枝里さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!