1/12 美術作家 ましもゆき

ましもゆきさんは、群馬出身・在住の美術作家です。
伝統的な日本画にみられる花、蛾、文様などをモチーフに
黒インク一色で緻密な絵画を描いています。

線の太さを変えることで、黒一色とは思えない、
躍動感と華やかさのある作品が魅力です。

2008年に東京オペラシティアートギャラリーでの
「project N」の展示で注目を集め、2010年にはVOCA展にも選出されました。

ましもさんは、漫画を描くときに使うような
一般的な道具で緻密な作品を手掛けています。
ペン先にインクをつけながら描いていく「つけペン」を使い、
0.3~0.5ミリほどの線を描いていきます。

細かく、気が遠くなるような作業を黙々と続けます。
これまで、鳳凰、くじゃく、花、鏡など
色々なものをモチーフにしてきました。

現在とりかかっている新しいモチーフは「魚」とのこと。
ましもさんなりのデフォルメを加えた魚は、
龍のようにも見えるとか。

今後の作品も楽しみにしています!

<個展情報>
企業メセナ群馬 芸術奨励賞受賞記念展
2022年2月26日(土)~4月10日(日)
株式会社ヤマト本社1階ギャラリー(新前橋駅から徒歩5分)
※新旧の大作~小作品まで20点前後展示予定
※ギャラリートークやワークショップ、グッズ販売も有り

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