5/10 群馬県警察山岳捜索救助隊 嶋田小春

嶋田小春さんは、前橋出身の23歳。

安中署所属の警察官で今年度、県内で女性としてはじめて山岳捜索救助隊に配置された隊員のひとりです。

 

 

 

 

 

ここ数年、女性の山岳遭難者が緩やかに増えていることから、新たにふたり、女性が配置されています。

本格的な登山経験はないけれど、女性警察官として女性の山岳遭難者の救助活動の役に立てれば、と希望しました。

先日の妙義山での歩行訓練では、平地ではあっという間につく距離でも、資機材を背負って山の中を歩くと、目的地まですごく時間がかかることを実感したそう。

また、捜索活動だけではなく、遭難防止のための呼びかけも、山岳捜索救助隊の仕事のひとつです。

・登山コースや天候を確認して無理のない登山の計画を立てる

・服装や食料装備品等、あらかじめ十分な準備をする

・登山口の登山ポストに、登山届を提出する

など、登山に行く方が、気をつけるべきことについても教えていただきました。

先輩の指導を受けて、早く実際の現場で、遭難者に寄り添える救助隊員になりたい、と話してくださいました。