後藤朋美さんは、前橋市出身、岐阜県在住。
各地を旅しながら、作品を制作し、県内外で個展を開催しています。
現在、前橋市の美術館、アーツ前橋で開催されている、現代の女性アーティスト2人を紹介する展覧会「アートミーツ07」でも、後藤さんの作品を見ることができます。
北欧、アジア、ヨーロッパなど、様々な場所を旅してきて、人生は旅そのものだという、後藤さん。
テーマのある旅もあれば、何も考えず、自分が身を置くための旅もあるそうです。
旅の中で出会った、人や景色などから、様々なことを学び取り、作品のアイデアが生まれます。
そんな後藤さんの、東北から沖縄までの国内の旅から生まれた作品のひとつが、「塩の時計」です。
並んだ砂時計の中に、自ら海水を汲み製塩した「塩」が入っています。
この作品がうまれたきっかけは、3.11の震災。
南相馬で子どもたちと関わる活動をしていた後藤さんが、海に向き合う中で、はじまったそうです。
後藤朋美 《塩の時計 – 塩竈市 釜ケ淵》2014年 海で汲んで製塩した自然塩、ガラス H110×W50×D48mm 作家蔵 撮影:木暮伸也
こちらの作品は、アーツ前橋で現在見ることができます。
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次回も引き続き、アーティストの後藤朋美さんにお話を伺います。
来週もお楽しみに!