加部鈴子さんは、東吾妻町出身・在住の児童文学作家です。
群馬県立女子大学文学部卒業。
2011年、第10回ジュニア冒険小説大賞を受賞して『転校生は忍びのつかい』でデビューされました。
また、現在、東吾妻町を舞台にしたオリジナル小説「天狗と私の千年の恋」の連載を、町民有志らによる町づくりプロジェクト「MY ROCK TOWN(マイ・ロック・タウン)東吾妻」のサイト内で連載中です。
小さい時から本が好きで、小学6年生で歴史に目覚め、特に、地域の身近な歴史や伝説に興味ヺ持ち市町村誌をぺらぺらめくっては想像を膨らませていた、という加部さん。
中学生の時には、ノートに手書きで小説を書き、クラスの友達に読んでもらっていたそうです。
その後、大学生になり何度か小説を書こうと試みても上手くいかず、小説家の夢は一度そこで諦めて、事務の仕事に就きました。
再び物語を書こうと思ったのは、二人目のお子さんを産んだ育休中。
あまり本好きでなかった息子さんのために、気に入る本がないなら書いてしまえと、サッカーが好きな男の子が主人公の、東吾妻町を舞台にした忍者の物語を書きました。
それが、デビュー作「転校生は忍びのつかい」です。
「地元東吾妻町の歴史や、群馬県のいいところを全国にアピールできるような物語を書きたい」という加部さんに、次回もお話を伺います!
漫画家の祐さんによる「天狗と私の千年の恋」挿絵
お楽しみに!