小河知夏(おがわ・ちなつ)さんは、吉岡町出身。
3年ほど前から、語り劇専門の”ひとり劇団”「小河知夏劇場」を主宰しています。
朗読や読み聞かせ・お芝居とも違う「語り劇」とは、
文学作品を、まるで映画を観たように語る新たな試み。
1人で何役もこなしながら、声だけで、物語の世界を作り出します。
現在は、約20作品のレパートリーがあり、
太宰治「走れメロス」や、芥川龍之介「蜘蛛の糸」「鼻」「杜子春」
サン=テグジュペリの「星の王子様」などがあります。
小河さん曰く「文学は耳で聞いても、美しく情景が浮かぶ作品が多い。
語り劇が、文学を救うきっかけになったら。」という思いで、活動しているそうです。
元々は、声優として活動していましたが、
語り劇は、下準備も本番も全て1人でこなせることから、
2児の母となった今のライフスタイルにも合っているようです。
物語の世界に入り込み、その住人になることが大事。と話してくれました。
コロナ禍ということもあり、YouTubeやZoomで生配信を行うなど、
リアルとオンラインを活用して、活動しています。
小河さんの「語り劇」はこちらでご覧ください!
今日は、語り劇のひとり劇団「小河知夏劇場」を主宰する
小河知夏さんをご紹介しました。
来週も、お楽しみに!