小河知夏さんは、吉岡町出身。
元々は声優として活動していましたが、
3年ほど前から、語り劇専門のひとり劇団「小河知夏劇場」を主宰しています。
語り劇とは、文学作品を、まるで映画を観たように語る新たな試み。
1人で何役もこなしながら、「声」だけで、物語の世界を作り出します。
夏目漱石「吾輩は猫である」や、太宰治「走れメロス」
芥川龍之介「蜘蛛の糸」などの日本文学から
サン=テグジュペリ「星の王子様」、オーヘンリー「賢者の贈り物」など、
海外作品も語っています。
長いものだと90分に渡り、語り劇を披露しています。
お客様の想像力を邪魔しないように、衣装もできるだけシンプルに。
照明も使わず、音も最小限にするなど、ほぼ「声」だけで世界観を作り出しています。
今年は、地元・群馬で公演をしたい!と意気込む小河さん。
作家ゆかりの場所で実現すると良いですね。