大野絢子さんは、愛知県出身・前橋市在住。
フリーで広告やデザインを手がけつつ、漆黒のカマンベールチーズケーキを販売する
「呂色 roiro」の代表を務めています。
呂色 roiroのチーズケーキはクラウドファンディングでサポーターを募り、
今年8月に前橋市本町に店舗がオープン予定。
現在はそのオープンに向けて準備を進めています。
大野さんは物心ついたころからチーズケーキが好きで、
「毎年誕生日に出てくるケーキはチーズケーキだった」といいます。
実は幼いころ、甘いものが得意でなかった大野さん。
「甘さが控えめ」ということがはじまりでチーズケーキが好きになったそうですが、
大人になった今は、チーズケーキのコクやうまみに惹かれているそうです。
「他のケーキと比べると、ちょっぴり地味だなと思って・・・」
大野さんが自身でチーズケーキを手がけようと思った背景には、
チーズケーキを主役級のケーキにしたいという思いと、
幼馴染のパティシェの存在がありました。
大野さんが手がけているチーズケーキ。
「夜がもつ美しさ」をテーマに、竹炭で漆黒に仕立てています。
見た目のインパクトだけではなく、それぞれの素材や
飲み物などとの組み合わせ・ペアリングにもこだわっています。
これまでいろいろなチーズを使ったチーズケーキを食べてきたという大野さん。
その中でも、カマンベールを使ったチーズケーキが1番記憶に残ったことから
自身でもカマンベールチーズを使うことにしました。
呂色(ろいろ)は、美しい漆の色を指す言葉。
黒の美しさをケーキで表現したり、
これまでとは違ったチーズケーキを提供したいという思いを込めています。
オープンする店舗の世界観にもこだわっていて、
ヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式「シノワズリ」をテーマにした内装になる
予定だそう。
大学では空間を使ったアートについても学んでいたという大野さん。
「ケーキを通して楽しんでもらったり、
自分と向き合ってもえるような空間をつくりたい」と話してくださいました。
来週もお話を伺っていきます。
今日は、愛知県出身・前橋市在住の
漆黒のチーズケーキを販売する「呂色 roiro」代表
大野絢子さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!