ASUKAさんは、高崎市出身・在住。
去年食品サンプルのお店「夢みる食品サンプル あすぷる」をオープンし、
食品サンプルアーティストとして活動しています。
食品サンプルは、大正の終わりから昭和にかけて作られた日本の伝統工芸。
昔は蝋などを使って作られていましたが、
現在は本物の食べ物にシリコンを流し込んで型を作り、
そこに専用の樹脂を流し込んで作ります。
溶けてしまうアイスクリームや柔らかいケーキなどは型を取るのが難しいそうで、
ASUKAさんは特殊な技術を使って型を取っているんだとか。
「最近は樹脂粘土作家さんも多くミニチュアで本物そっくりなスイーツもありますが、
やっぱり本物サイズで作れるのが食品サンプルの良さだと思います」
ASUKAさんの食品サンプルづくりのこだわりは、「いかに本物のように作れるか」。「なんとなく似ている」ではなく、本物そっくりにすることで見る人に感動を与えたいという思いがあります。
そしてASUKAさんがオープンした「夢みる食品サンプル あすぷる」は、北関東で初めての食品サンプルのお店。
ワークショップを開催すると、お子さんはもちろん大人の方も食品サンプルづくりに夢中になるそうです。
「意外だったのは、家族連れの中でもお父さんが食品サンプルに興味を持ってくれること。
お子さんやママさんも興味を持ってくれますが、最終的にはパパさんが熱弁して帰っていきます」とのこと。
食品サンプルは、ヘアゴムやキーホルダーにして販売もしています。
魅力的な食品サンプルに、大人も子供も目を奪われます。
また、ASUKAさんは伝統工芸である食品サンプルの作り手は「職人」であるという意識を持ち、ワークショップではコック服を着ています。
取材の際も、コック服で来てくださいました!
今後、国内だけではなく海外でも食品サンプルのワークショップを展開していきたいという夢もお話してくださいました。
これからもASUKAさんの食品サンプルは、見る人を楽しませ続けます。
今週も、高崎市出身・在住の食品サンプルアーティスト
ASUKAさんをご紹介しました!