蜂巣文香(はちすあやこ)さんは、渋川出身・東京在住。プロの写真家になって25年です。
動物の撮影を得意としていて、犬や猫、ハリネズミ、うさぎ、りす、インコ、ハムスターなど、様々ないきものを撮影。蜂巣さんの写真は、写真集やカレンダー、雑誌などに多数掲載されています。
「どんな写真を撮りたいか」によって、撮影にかかる時間もまちまち。凛とした犬の表情が撮りたい場合は、ドッグフードを1粒ボウルに落とし、犬が振り向いた瞬間の集中力のある表情を狙います。かかる時間は30秒。逆に楽しそうな犬の様子が欲しい場合は、ピクニック気分で出かけ、思い切り遊んだ後に撮影するそうです。
飼い主さんやクライアントが喜んでくれることが、仕事のやりがい。と話す蜂巣さん。
愛犬が旅立ったあとも、蜂巣さんが撮影した写真を大事に持ってくれているのを見ると、写真を撮る意味を感じるそうです。
それから蜂巣さんは、伝統工芸や手工芸を中心に、動物以外の撮影も数多く手掛けています。
青森県の伝統的な刺し子「こぎん刺し」や、バルト三国のラトビアに出向き、そこに伝わる手編みのミトンなどの撮影も行っています。
「長生きできる写真が好き」と語る蜂巣さん。ずっと取っておきたいと思うような写真を目指しています。
2週にわたり、渋川出身の動物写真家 蜂巣文香さんをご紹介しました。