蘆川さんは、群馬県玉村町出身。
現在は東京都在住で、プロのコントラバス奏者として、プロオーケストラや室内楽、歌の伴奏といった様々な演奏活動に取り組んでいます。
中学1年生の頃にコントラバスを始め、去年(2023年)3月に東京芸術大学を卒業したばかり。
これまで、
・第80回東京国際芸術協会新人演奏会オーディション優秀新人賞
・第27回日本クラシック音楽コンクールコントラバス部門高校生の部第4位
・市川市文化振興財団第34回新人演奏家コンクール弦楽器部門優秀賞
など、数々の受賞歴を持ちます。
また去年(2023年)、小澤征爾音楽塾オーケストラオーディションにも合格。
様々な舞台で活躍しています。
そんな蘆川さんの音楽への入り口は、4歳から始めたピアノ。
コントラバスは、中学生の頃に吹奏楽部の入部見学で弾いたことがきっかけで始め、
そこからどんどんのめり込んでいったといいます。
蘆川さんの考えるコントラバスの魅力は、
「楽器が大きく空洞が広いため、深い響きが出るところ」。
オーケストラの中で低音を支える役割のほか、ソロとして高音を出すことにも向いている楽器だそうです。
そんな様々な音が出せるコントラバスの魅力を多くの人に伝えたいと仰っていました。
またコントラバスの魅力を最大限生かすために、自分の体格で弾くときには、どう音を出したら良いのかなどの工夫もしているそうです。
今回放送で、ワンフレーズ弾いていただきましたが、演奏の際に見せる「音に向き合う真剣な眼差し」は凛としていて素敵でした。
その姿に魅了される人も多いのではないかと思います。
来週は東京芸術大学での大学生活についてや、思い出深い曲についてなどを伺います。
次回もお楽しみに♪