3/27 レザーアーティスト imoco

imocoさんは、太田市出身・桐生市在住の32歳。

もとは音楽を学んでいたそうで、

洗足学園音楽大学でトランペットを演奏していました。

大学卒業後は音楽の道へは進まずに、地元・太田市へ戻ります。

そして1年後、桐生市で一軒家を借り、そこをアトリエに。

実家の鉄工所を手伝いながら、牛革小物の製作を始めました。

もともと、実家が鉄工所であることから、モノづくりが好きだったというimocoさん。

大学時代に、たまたま入った牛革小物の店で商品を手に取り、

「自分だったらこう作るな」と制作欲が湧いてきたことがきっかけで作るように。

牛革を取り扱う中で、妙に深いしわが入った、リアルな革を見つけたとき、

「ああ、自分は生き物の皮を扱っているんだ」と改めて感じ、様々な生き物の皮を調べるように。

そんな中でジビエの皮と出会い、ジビエの皮を用いたアート作品を制作するようになりました。

imocoさんの作品は、木とジビエの皮を組み合わせたオブジェなど、独創的なデザインが魅力です。

そんなimocoさんの考えるレザーアートの魅力について、

「一体ずつで個体差があるため、当然皮の表情も変わってくる。

動物たちが生きてきた時間が皮に刻まれているぶん、重みがある。」と語り、

見る人にもそれが伝わればと仰っていました。

次回は、imocoさんが去年応募しグランプリに輝いた

「廃棄物アートコンテスト」について伺っていきます。

来週もお楽しみに!

★imocoさんのInstagram