imocoさんは、太田市出身・桐生市在住の32歳。
洗足学園音楽大学 トランペット科を卒業後は、地元・太田市へ戻り、
1年後に桐生市でアトリエを借り、牛革小物の製作を始めます。
現在は、ジビエの皮を用いたアート作品を制作していて、
2023年に山口県で開かれた「廃棄物アートコンテスト」では
グランプリを受賞しています。
このコンテストは、産業廃棄物処理を行っている山口県の企業が主催。
これまで3回開催されています。
imocoさんはこのコンテストに、駆除された野生のシカの皮を使った「やおよろず」という作品で応募。
見事、グランプリを受賞しました。
野生動物の薄く剥いだ皮を、プラスチックに貼り合わせて作ったこの作品。
1枚1枚、違う動物の皮を使っています。
「色んな動物が山で生きていたというストーリーを感じて欲しい」
そんな思いで制作したそうです。
また作品を通して、駆除されてしまう野生動物の存在を広めていきたいともおっしゃっていました。
存在を知ることで、普段の生活のなかで少しでも環境に配慮したり、
他の生き物に対して思いやりを持てたりするのではないかとのことでした。
そんなimocoさん。
今年2024年11月29日(金)から12月2日(月)にかけて、
高崎市在住の真鍮作家・ヒトカケさんと共に
桐生のパンセギャラリーで展示を行う予定だそうです。
詳しくは、imocoさんのSNSでぜひチェックしてみてください。