6/26 前橋厄除大師 副住職  冨岡宥心

冨岡さんは、前橋市出身・在住の44歳。

実家は、前橋市下増田町にある「前橋厄除大師 蓮花院」です。

住職である父・照民さんのもと修行を続け、僧侶になって20年。

現在は2児の母でもあり、家族でお寺を守っていらっしゃいます。

僧侶になって良かったと思うのは、人のお役に立てていると感じる時。

例えば、水子やペットの供養で最初は泣いてお参りに来ていた人が、

会うたびに元気になっていく姿をみると嬉しく、家族で笑顔で楽しそうにお参りに来てくれて、お参りが楽しかったと声をかけてもらうと本当に嬉しいといいます。

お寺は、みんなが元気をもらって日常に帰っていく場所。

そうありたいと日々思って、過ごしているという富岡さん。

悲しいこと、つらいことがあっても、お寺に来て手を合わせることで力をもらえて、

いつかまた笑えるようになる。そのために、お寺を利用してもらえればと話します。

そんな富岡さんは、アーティスト活動にも励んでいるそうです。

令和4年にインターネットオーディション・ミュージックプラネットに応募をして合格。

プロジェクトに参加することに。そして、令和5年3月に歌手としてデビューしました。

アーティスト名「宥心」、曲名「あの赤い花」。作詞も手掛けたそうです。

彼岸花をテーマに書き、たくさんの人に聴いてもらえたら嬉しいと話します。

宥心オフィシャルサイト「あの赤い花」→宥心ーあの赤い花 (flag.gg)

 

オーディションに挑戦しよう、合格したから歌手デビューも挑戦してみようと思ったのは、

息子さんの存在が大きかったそうです。

オーディションに挑戦した時には2人目のお子さんを授かる前で、お寺の一人息子としてこれからみんなの期待が大きくのしかかるかもしれない。

できれば息子にも仏教やお寺を好きになって、一緒に守っていって欲しいと思うけれど、

だからといって他にも夢があったら諦めなくてもいいんだよということを、示しておきたい。

お坊さんをやりながらも色んな形で夢を実現できるんだよというのを、身をもって見せたいと思ったそうです。

どんな形でも、みなさんの笑顔に貢献できたら嬉しいと語る冨岡さん。

僧侶であり、2児の母でもある冨岡さん。僧侶であっても自分のやりたいことを叶えられるのだとアーティスト活動に取り組む姿、素晴らしいものですよね。

冨岡さんは自身の人生の目標を「笑って生きていく!」ことだと話します。

家族をはじめ周りの人と一緒に笑っていけるよう、これからも命を燃やして生きていきたいと笑顔で教えてくださいました。

 

グンマドンナ。2週にわたり、前橋厄除大師 蓮花院  副住職の冨岡 宥心さんをご紹介しました!

お寺のことや、アーティスト活動に関する情報は、冨岡さんのSNSやブログをチェックしてみてください。

 

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