2/12 ナラティブひろば代表 小笠原映子

高崎在住の小笠原映子(おがさわら・えいこ)さんは、ナラティブ絵本を制作する「ナラティブひろば」の代表を務めています。

小笠原さんは、看護師を12年経験したほか、保健師や産業カウンセラーとして働く人のメンタルヘルスに関わってきました。そんな小笠原さんが考案したものが、自身の物語を絵と文章で表現する「ナラティブ絵本」です。

カウンセリングで気持ちが前向きになっても思考のクセで、またネガティブになってしまう…。その時に、自分で作った絵本を目にすることで、当時の決意や気持ちを思い出してもらおう!そんなセルフケアのアイテムとして、ナラティブ絵本を考案しました。

これまでに「癌を経験した方の物語」や、特定の場面で話すことができない「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」をテーマにしたものなど、色々な作品を手掛けてきました。

絵本のイラストは、登録しているイラストレーターの中から好みのタッチを選び、色味なども細かくやりとりしながら制作していきます。
4ヶ月~半年ほど長い時間をかけて作っていくのですが、この過程がカウンセリングにおいても非常に大切なのだとか。

高崎在住の小笠原映子さんが考案した、カウンセリングと絵本作りを掛け合わせた「ナラティブ絵本」。

来週は、これまで手掛けた作品を紹介していきます。

ナラティブ絵本公式サイトはこちら