丹治敬子(たんじ・けいこ)さんは、
長野県出身・太田市在住の手話通訳者です。
耳の不自由な方に付き添って、病院や学校に出向いたり
講演会などでも手話通訳をされています。
長野で手話通訳のお仕事をされていた頃には、
坂本九さんや永六輔さんのコンサートや講演会でも
手話を担当されていたそうです。
様々なシーンで手話通訳を行っていますが、
過去には、生死に関わるような場面に遭遇したことも。
交通事故に遭ってしまったご主人に、
人工呼吸器をつけるかつけないか、
とっさの判断を迫られた聴覚障害者の奥様。
あまりにパニックになっていたので
丹治さんが間にはいり、気持ちを落ち着かせてから
最終判断をしてもらったそうです。
結果、現在は元気に生活をされているとのこと。
ただ言葉を訳すのではなく
場の空気を読む大切さを実感したそうです。
現在は、小中学校へ出向いて
手話教室なども行っています。
子供達には、自分の名前を手話で伝えられるようになって欲しい!と
話していらっしゃいました。
これからも、手話普及の輪が、どんどん広がっていくといいですね。
来週のGUN★MADONNAもお楽しみに!