古川葉子さんは、横浜出身の33歳。
木彫家のアーティストです。
2015年に中之条ビエンナーレの六合地区に約3ヶ月間滞在し
作品制作を行いました。
その時に、六合の自然と地元の皆さんの優しさに触れ
六合にほれ込み、移住を決意したそうです。
移住して4年目になりました。
現在開催中の中之条ビエンナーレでは
沢渡・暮坂エリアに巨大な作品が展示されています。
縦10m、横15mある巨大な岩に
中之条の赤い土で染めたつるを這わせ
心臓をイメージした作品です。
タイトルは「赭(まそほ)の鼓動」です。
拍子木は、山の神様に挨拶をするためのもの。
叩くと、カーンという気持ちの良い音が響き渡りました。
つるは乾かす前は水分を含んでいて、とても重く
運ぶのも一苦労だったとか。
さらに奥に進むと、こういった作品も展示されています!
古川さんの作品は、中之条ビエンナーレの沢渡・暮坂エリアの
山の中に展示されていますので、ぜひおでかけになってみてください!
木彫家というジャンルにこだわらず、
様々な作品を手がけるアーティスト、古川葉子さん。
今後はどんな作品を生み出すのか楽しみですね。
来週は、古川さんが美術作家になったきっかけなど
ご紹介します。