山橲麻衣さんは、前橋出身の25歳。
去年4月、群馬県内初の女性救助隊員になりました。
前橋消防局 東消防署 に所属して
オレンジ色の救助服に身を包み、任務に当たっています。
救助隊員になって、もうすぐ1年。
赤城山での救助では、資機材を持って山に登り、
訓練とは違う緊張感を味わったそうです。
災害や事故などの現場に、消防の中でも一番に出向くのが救助隊員。
怖い、と思うことはないのでしょうか、と聞くと、
苦手なことは他の隊員と助け合うこともできるし、
なにより怖い気持ちなのは要救助者だ、と思うと
助けたい、という想いが生まれるそうです。
女性である強みを活かし、人を安心させられる救助隊員になりたい、という山橲さん。
こういうことがしたい!と言ったときに、
チャレンジさせてくれる環境の中で働けていてありがたい、と話されていました。