フランス出身のムーランさんは、
地方自治体が、海外の青年を招いて、
国際交流の業務と、外国語教育に携わってもらう
「JETプログラム」に参加し、
2019年から、富岡製糸場で働いています。
保育園での交流会では、英語やフランス語を教えたり、フランスの食べ物や動物について教えたりすると、子どもたちから様々なリアクションが返ってきて、とても面白いそうです。
また、YouTubeでは、海外向けのプロモーション動画を企画から動画編集まで手がけています。
さらにコロナ禍で、フランス語講座の動画もつくりはじめました。
富岡製糸場の歴史を織り込んだり、富岡にあるお店の名前に使われているフランス語を題材にしたりとユニークな内容です。
フランスと日本の技術が融合した富岡製糸場の建物の中で、好きな場所は、「東置繭所の2階」だそう。
暗くてしんとした空間が、ヨーロッパの大聖堂の雰囲気に似ているそうです。
そんな富岡製糸場の魅力をこれからも発信していきたい、と話してくださいました。