金伽倻(キンカヤ)さんは、県立土屋文明記念文学館の中にあるレストラン「BENTO 261(べントー ニーロクイチ)」を経営し、自ら厨房に立っています。261は、会社の名前ツルイチcomから来ています。金さんの生まれた北海道釧路市がタンチョウヅルの町で、鶴舞う形の群馬県とのツルつながりで、ツルイチと名付けたそうですよ。
現在は、テイクアウトのお弁当とランチ・カフェのレストランを営業をしていますが、以前は高崎市にあるレンタルスペースMOTOKONYAで一人でお弁当を手作りし、週2日だけ販売していたそうです。
もともと何かを作るのが大好きだった金さん。特にお料理に関して、レシピを教えて欲しい、レシピ開発をしてほしい、お弁当を作って欲しいといった声がかかるようになり、お弁当やさんをやってみたい!と思うようになったそうです。お店を開店するにあたり、どこかいい場所はないかと知り合いに相談してみたところ、レンタルスペースMOTOKONYAで、とりあえず週2日くらいから始めてみたら?と奨められ、一人でやるには週2日がいいかなとスタートしたそうです。
大変だったのは、やはり買い出し。野菜ソムリエの資格を群馬で取得した関係で、生産者や青果関連の知り合いもたくさんいる金さん。群馬の食材にこだわっていたため、生産者のところを直接回って食材を調達するのが楽しくもあり、なんと言っても時間がなくひとりでは本当に大変だったとのこと。
そんな金さんの作るお弁当のポイントは、「地元でとれる群馬県の食材を集めて詰め込む。」「お弁当を開けたときにキレイだな美味しそうだなと一目でわかる彩りのよいお弁当。」「ご飯が美味しく食べられるよう品数も多く」。
食べた方からの「美味しくてキレイで頼んでよかった!」「子どもが普段食べない野菜をそちらのお弁当で食べるようになりました。」といった声にやりがいを感じ、もっと頑張って群馬の食材を美味しく食べてもらいたい!工夫したい!という気持ちになるそうです。
金さんの美しいお弁当は、BENTO 261のHP内、アルバムページでチェック♪
https://tsuruichi.jp/
インタビュー:川上直子