岡部哲彦です。ユウガチャ月曜17:10頃~では
毎週、結婚や子育てに関する”気になる情報、話題”を
ピックアップしてご紹介しています。
さて最近は少子高齢化対策として、県内の市町村でも結婚や子育てを応援する
様々な取り組みが続けられていますけど、
前橋市では先月、結婚を考えている若者に向けた冊子
「前橋結婚手帖~ 結婚を望むあなたをそっと後押しする22の提案」が発行されました。
これは結婚・子育てなどの課題解決に向けたプロジェクトを行う
前橋市と地域の課題解決に取り組むNPO法人issue+designなどによる活動体
「前橋みらい家族ラボ」が発行したものです。
前橋市の若い世代の未婚率は
2015年度に策定した「県都まえばし創生プラン」によると
25歳から29歳では、男性がおよそ7割、女性がおよそ6割、
30歳から34歳も、男性がおよそ5割、女性がおよそ3割強で年々上昇しています。
一方で、市内の20歳から34歳の未婚女性の結婚願望は85%と非常に高くて
多くの希望がかなえられていないため、この現状を解決する一助にしようと発行されました。
結婚したい人は多いのに、実際の状況は違う現実があるようです。
その難しさを裏付けるように20歳から34歳の未婚女性に
「何か結婚に向けて 取り組んだことはあるか?」という問いをしたところ
「特になし」という回答が57%になっています。
前橋市政策推進課では昔の家庭や職場、地域が果たしていた
「お見合い」や「紹介役の存在」などの結婚支援の機能が低下していて、
自分達で、結婚への道のりを切り開く必要があるとも分析しています。
それならば「結婚までの道のり」や「課題」を、具体的にしめそう!ということで
この「前橋結婚手帳」をつくった様です。
オレンジの表紙でイラストも多い、オシャレなデザインの冊子は
A5版100ページ余りで、人生プランや 出会い、男女の仲、結婚とお金、
結婚の決断というテーマごとに、あわせて22の具体的なアクションを提案しています。
といっても、硬い読み物というより、主人公が擬人化した動物キャラクターだったり
前橋を舞台にした ストーリー仕立てになっていて、
心理テスト的な要素で、自分のタイプがわかったり、
オススメの本、映画、お店、サービスなどを具体的に紹介していたり、
読んでるウチに、結婚やお金の知識が身につくような仕掛けが散りばめられてます。
もちろん「結婚する・しない」は、個人の自由な選択ですけど
「前橋みらい家族ラボ」の担当者は、この冊子を通じて
「結婚を望む人誰もが、結婚できる地域社会」の実現を目指したいとしています。
なおこの「前橋結婚手帖」は、1人1冊を上限に、
前橋市役所政策推進課や、各支所・市民サービスセンターなどで
無償配布してるほか、直接取りに来られない人むけに、
BASE(ベース)やアマゾンなどの インターネット通信販売で
1296円で販売されています。
なお、このコーナーではアナタからのメッセージもお待ちしています。
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